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トップ > コラム記事一覧 > 肩こり > 頭の重心位置が肩こりに繋がります。

頭の重心位置が肩こりに繋がります。

 首の痛みや肩こりに多くの人が悩まされています。原因と言っても一概にいえない部分があります。心臓や血管などの病気やまたは精神的な問題など色々考えられることはありますが、首や肩に負担をかけやすいのはやはり上にある「頭の重心位置」が悪くなるとにな痛みや肩こりに繋がりやすくなります。

 まず首の痛みや肩こりは基本的には「首や肩周囲の筋肉の疲労」がほとんどであります。何らかのストレスがこれらの筋肉にかかることで、筋肉は身体を守るように緊張短縮を起こし筋膜も縮みこむことで何とか耐えようとしていきます。その負担に耐えられるうちは問題が無いのですが、持続的に負担がかかることで、筋肉が絶えられる限界を超えれば痛みや症状となって現れます。

 筋肉が疲労し緊張を起こし痛みとなる。これが繰り返すと慢性的な首の痛みや肩こりなどが続き、さらにひどくなれば「頭痛」「手指腕のしびれ」「背中の痛み」などの各種の痛みや自律神経症状、不定愁訴などとも呼ばれ全身の問題となってしまいます。

 そのような首の痛みや肩こりに対して、少しでも首や肩の筋肉への負担を減らす必要があります。人間の身体には偉大な自然治癒力が働きますので、身体への負担を減らすだけでも治療効果は得られます。それはカバンを持ち歩いて仕事をしているときに、カバンの中身を減らせば楽に感じるのと一緒で、ちょっとしたことを見直すこともとても大切になります。それが頭の重心位置なのです。

首肩の機能と構造【】~首の痛みや肩こりの改善の為に~
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 コチラにも記載していますが頭の重さはだいたい身体の約10%と言われ、5~8kg位あります。イメージすればボウリングの球よりちょっと重いくらいです。これくらい重い頭をそれこそ適正な位置で支えられていなければ首や肩の筋肉に持続的な負荷を与え、どんどんダメージを増やしてしまいます。

 わかりやすいように数字で説明すると、スマートフォンやノートパソコンを使っているときやデスクワークが続いているときには頭の重心位置がかなり前方に傾いていると頭の重さは5、6倍にもなると言われて、そうなるとだいたい30kg弱位の重さになります。もしも首や肩の上に30kg近いものが乗っかていると想像したらとても大変なことです。それだけでも充分に首の痛みや肩こりを生み出してしまいます。

 だからこそ、普段からの頭の重心位置は意識してほしいものです。それだけでも首や肩の筋肉の負担を減らしてほしいものです。

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