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トップ > コラム記事一覧 > 座り方の問題。 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈4〉

腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈4〉

 繰り返すぎっくり腰、長引く腰痛など腰の痛みでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。腰痛の原因はたくさん存在しますが、腰にとって負担のかかる座り方というのもまたあります。座るという行為だけを考えても立っている時よりは1.5倍の負荷をかけているものですが、それでも知らない間に腰に負担のかかる座り方でも充分に腰痛を生み出します。そのような負担のかかる座り方の一つに「長座」があります。

 長座とは「足を伸ばして座る」座り方です。この座り方は床に座る時に多いでしょうか、畳の上やリビングでくつろいでいる時、またソファや壁に寄りかかりなら座ることがあると思います。しかし、この座り方も腰に良いとは言いづらいものです。

 問題はやはり、この座り方ですと、腰の角度が90度になってしまい、腰椎の本来の形である前彎を描けずに丸まってしまうので、腰の椎間板や筋肉への負荷が増大してしまうのです。姿勢をみれば中腰よりも深く屈んでいるのと一緒です。もちろん、中腰ほどの負荷はかかりませんが、それでも腰に対してはよくないのはこの身体の形をみても明らかです。

 そして、この座り方の良くない点の特徴は太ももの裏を緊張させてしまうことです。足を伸ばしている状態というのは太ももの裏にあるハムストリングスという筋肉を引っ張ることになり、そのハムストリングスは骨盤の下にある坐骨結節にくっついているので、このハムストリングスが引っ張ることで、骨盤を強く後傾させて固まってしまうのです。

 腰にとって最適な状態の腰椎の前彎が保たれている事です。この腰椎の前彎は骨盤の前傾の上に成り立つので、骨盤が後傾するというのはその上にある腰を丸めてしまうしかなくなってしまいます。無理に腰椎の前彎を作ろうと思っても、この長座の座り方ではこのハムストリングスが邪魔して出来づらいものです。

 また、「それなら後ろに壁やソファに寄りかかればいいんでしょ?」とも聞かれますが、それでも行うべきではありません。壁に寄りかかることで一見負担が減っているように感じますが、それでも腰にとっては90度の角度であり続けるのは負担でしかありません。

 しかしもし、長座で座るならば、身体をさらに後方に倒して、120度以上の角度に腰をもっていき、後ろで手をついてあげてください。90度以上に腰を開くこと、後ろで手をつくことで腰への負担を減らすことができるのでこの2点ができれば腰への負担が軽減できます。

 日常生活から腰への負担を軽減させることは腰痛になることを避け、長く良好な状態でいられるようになるためにとても大事な事になります。ぜひ可能なら避けてみてください。

腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈1〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈2〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈3〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈4〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈5〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈6〉
腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈7〉

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