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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 座り仕事は重労働。

座り仕事は重労働。

「座り仕事」をされている多くの方が身体の痛みや悩みを抱えています。座り仕事は事務や経理の方などはともかく、営業や現場の仕事など、今まであまり座り仕事をすることがなかった営業などの方も、外回りの後に報告書を書いたり、メールや資料作りなどで、以前より仕事時間の多くを座りながら仕事をすることに使っています。しかも、それは減ることはなく、ますます座る時間が増えていくことが多いでしょう。

座り仕事は身体にツライものです。世間的なイメージでは「座り仕事=楽な仕事」に思われていることがあります。「座っているから楽でしょ?」「動かないから疲れないんじゃない」などと考えている方も多いかもしれません。座っているという行為が身体を動かしていないのでそう思われるのでしょうが、座り仕事は身体に負担をかけているので、むしろ「座り仕事=重労働」と言ってもよいかもしれません。

確かに、座ることは身体を休める為に行います。歩いていたり、運動すると疲れて座りたくなるものです。動かした身体を休める為に座ることは、身体を特に脚を中心に休むことができるので座るということは楽に思うのかもしれません。しかし問題なのは「座る」ことではなく、座りながら仕事をしていることで、身体を動かすことがなく、身体に負担を生じさせているのです。

基本的に人間の身体は動かしているからこそ、動いてもいられるのです。脚の筋肉を使い歩くことで、全身に血液を循環させたり、足の骨に刺激を与えることで、骨を作るようにしたりします。肩を回しているからこそ、肩が回っていられるのです。それは寝ている時でも少しずつですが寝返りを打つことですが動きが与えられています。

逆に、動きが無いとどんどん身体は動かなくなります。一番わかりやすいのは、腕を骨折した時にコルセットを巻いて固定したあと、数か月後にコルセットを外した時の腕のぎこちなさでしょうか。コルセットを巻いて腕を動かすことができないために、筋肉が委縮し、関節が硬縮して今度は動かすのが辛くなります。もちろんこれは極端な例かもしれませんが、それでも身体を動かさないのは身体の機能を衰えさせるのです。

座り仕事はほとんど動くことがありません。ついつい集中して仕事をしてしまえば2、3時間あっという間に過ぎてしまい、意識することなく身体には負担となってます。それは座っているからこそ起こっているものなのです。座り仕事は考え方によっては肉体労働以上に重労働と呼んでもよいのではないでしょうか。

座り仕事をしている方は、首の痛みや肩こり、腰痛や足のむくみなど様々な問題を抱えてしまいます。座り仕事だからこそ身体にかける負担を理解して、少しでも負担を軽減できるように改善していきましょう。

座り仕事で身体の痛みや悩みをお持ちの方はぜひご相談ください。

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