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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.10 凹んでいるイス

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.10 凹んでいるイス

イスの真ん中が凹むイスは腰への負担が強い。

野球場や駅にあるイスは腰が痛くなりやすいものです。

 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイスに駅のホームにあるような「プラスチックの凹むイス」があります。これはプラスチックの素材がダメということではありません。イスの形状特に座面の形状がよくないのです。

 それはイスの座面の部分が「凹む」ように丸く窪んでいます。そこにお尻を合わせてしまうのですがそれが問題です。このイスの座面に合わせて座るようにしてしまうと、どうしても腰が沈むようになり腰が丸まってしまうのです。

 何度も書いていますが、腰が丸まってしまうと、腰の本来の構造である「腰椎の前彎」が消失してしまい、腰を支える椎間板や筋肉に負荷をかけてしまっています。

 普通に座るだけでも立っているときより腰への負荷が1.5倍から2倍近くかかると言われていますが、この凹む形の座面のイスに座るだけで、さらに何倍かの負荷がかかるようになってしまいます。

 もちろん、このイスに座るだけで腰に痛みが出るようなことではありませんが、痛みというものの多くは「負担の蓄積」ですから、このイスに長時間座るだけでも腰へのダメージを与えてしまい、いつその爆弾が爆発するのか、その時間を早めてしまうようなものです。

 こういう凹む形のプラスチックのイスが結構あります。野球場やサッカー場など、スポーツやイベントをする会場にはたくさんみかけます。設置側にすれば1万個以上座席を固定して野外などにおいておくと、どうしてもこのタイプを選択せざるをえないのでしょうか。

 真ん中が窪み、穴が開いているのは屋外などで雨がイスに溜まらないようにしているためかと思うので、こういう形状なのでしょう。それはそれで仕方のないことです。

 そしてだからと言って、そこに座らないというわけにもいきません。立っていたり、歩いていて疲れたから座るというのは自然な行動ですし、野球やサッカーなどのイベントの際にもその座席に座らないと後ろのお客様に迷惑をかけてしまうので、座るしかありません。

 そこで、対策としてぜひこの凹むイスに長時間座るのは避けるようにしてください。駅のイスなら電車が来れば立つことができますので、あまり長く座ることはないかもしれませんが、スポーツのイベントなどでしたら、ぜひ、ハーフタイムやイニング間の休憩にぜひ、その場で伸びをするだけではなく、座席から離れ歩いて身体を動かしてください。

 このイスに普通に座っているとお尻が沈んでしまい身体が丸まって座るので、腰に負担がかかりやすくなります。何気なく座っていればそんなに気になることがないかもしれませんが、少しでも腰のリスク回避の為に座面が凹んでいるイスはぜひ注意してください。

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス【11】

 江東区亀戸にある藤かめいど整体院では腰痛予防に努めています。座り方が悪いと腰への負担は強くなります。座り方が気になる方はぜひ当整体院までご相談ください。

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