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トップ > コラム記事一覧 > 膝や脚の悩み > O脚の勘違い。

O脚の勘違い。

O脚でお悩みの方が多いのですが、少しO脚を勘違いしていることも結構あります。一番多いのが「O脚=ガニ股」と思っている方です。

 確かに、ガニ股ですとつま先が外に向き、膝も外に向くようにして軽く曲げるように立っていれば見た目的には「O脚」に見えるでしょうが、これはO脚でお悩みの方のO脚とは少し違います。

両足がOの字のように開いているから気になるのでしょうがガニ股は問題ではありません。O脚を治すために、足を閉じておけばいいかというとそうでもなく、間違ったままO脚矯正をされていて、なかなかO脚が変わらないとお悩みの方が多いものです。

 それは勘違いをしているだけなので、ガニ股を治そうとしてもなかなか改善できるものではありません。

O脚のイメージはやはり見た目を指しているのかと思われます。パッと立った状態で両足の形で膝の間が開いている状態。つまり、両足でアルファベットの「O」の字を書いているから「O脚」と呼ばれるのでしょうが、しかしここに勘違いが生まれています。

本来の「O脚」というのは見た目や外見上がO脚だからではありません。表現的には「構造的O脚」と「機能的O脚」に分けられます。O脚として問題になるのは「機能的O脚」になります。構造的O脚はO脚とは呼びません。

構造的O脚の代表は、年配の女性に見られる「O脚」であります。これは変形性膝関節症の問題で膝の内側が痛くなることが多く、その膝の痛みから回避するために、少し軽く膝を曲げ外に向けるようにして、膝の軟骨がぶつかるのを少しでも減らすようにしているために仕方なくその立位を保っているだけなのです。

 確かに見た目的には「O脚」になっているのですが、O脚の悩みというよりは膝の痛みの延長になります。これはO脚矯正というよりは変形性膝関節上を改善していくことのほうが大事になります。

また男性の「O脚」の方も構造的なO脚と言えます。立ち姿の時にやはり膝の間が空きO脚に見えるようなものなのですが、どちらかといえばこれは脛の骨や太ももの骨の並びや変形の問題で構造的にO脚に映ることが多いので、そう感じますが、これも少し違います。

機能的O脚で一番多いお悩み方は女性に見られる「O脚」があります。つま先を閉じた状態で立ち、膝の間が指1本以上空いてしまうのが機能的O脚であり、矯正すべきO脚になります。

 本当のO脚は(本当というのもおかしいのですが)ガニ股でもなく、変形性膝関節症によるものでもなく、脚の並びや変形の問題でもありません。

O脚が気になる方や矯正を希望の方はぜひ江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。

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