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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 薬や注射に頼らない身体になりましょう。

薬や注射に頼らない身体になりましょう。

 現在の医療技術や薬効の進歩は素晴らしいものがあります。一昔前だったらできない手術や治療の難しかった病気に対しての特効薬の開発など比べられないものであり、色々な技術のスピードが上がることによって、治療費の削減や薬価が安くなるなど私たちの身体にとって大切な治療技術が手ごろな価格にもなってきており私たちの生活を手助けしてくれます。これらが健康寿命や平均余命の延長の一端に繋がっています。

 しかし、どんなに安心で安全な薬や注射ができたとしてもそれは身体にとっては違和感であり負担であることには変わりありません。便利で簡単な薬や注射は効果が早くて高いものですが、それを繰り返し使っていては身体に沈着したり悪い慣れを引き起こしてしまうことで治癒どころか悪循環に陥ることもあります。

 だからこそ基本的には薬や注射に頼らない身体を作り、身体の自然な治癒力を用いて本当の意味での安心安全な身体を目指していくことが大事です。もちろん全ての病気やケガに対して自然治癒力を用いて治すようなオカルトチックな話をするつもりはありません。あくまで自分で自分の身体でできること、治せることは治すし薬や注射の方がいい時はそちらをおススメすることは大事です。

 以前に「コルセットに頼らない身体を作る。」を書きましたが他に例えればぎっくり腰におけるブロック注射が挙げられます。もちろんブロック注射は素晴らしいものであり、即効性や有効性が高く、ぎっくり腰で痛みを抱えている身体にはとても有効ですからぎっくり腰のなり立てや痛みが強くて動けない場合は病院で行ってももらうことは凄く大事になります。

 しかし、ぎっくり腰に対して素晴らしく即効性や有効性があるからといって、この注射を繰り返すようになったり、依存するようなことは身体にとって安心安全ではなくむしろ害であり、薬の効果が効きづらくなったりしてしまうこともでてきます。

 「ぎっくり腰で痛くなったら注射打つから大丈夫だよ」ではいつまでもぎっくり腰の負のループに取り込まれてしまいます。できるならその負のループから抜け出せるようにぎっくり腰になってから治すのではなくぎっくり腰にならないように予防していくことを行ってほしいものです。「ぎっくり腰には原因があります。」身体には自然な治癒力があります。痛くなる原因や問題は身近なことにあり、自分でしっかり意識して問題に取り組むことで、身体は変わります。

 薬や注射はとても素晴らしいものです。全く否定することもありません。お世話になる時はなります。しかし、お世話にならないように身体をしっかり薬や注射に頼らないような身体を作っていくことはとても素晴らしいものであり本当の健康へと近づくものであります。

 薬や注射に頼らない身体をお考えの際はぜひご相談ください。

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