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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 会社はストレス。

会社はストレス。

 明日からお盆の連休明けで会社に久しぶりに出勤をされる方も多いと思います。ゆっくりできた方や楽しかった連休から「明日から会社」となると「サザエさん症候群」という言葉も生まれるように憂鬱になってしまうのも仕方のないことかもしれません。やはり「会社に行く」というのは基本的には相当なストレスとなってしまっているのは事実だからです。

 カイロプラクティックの施術でお身体のメンテナンスを行っているいらっしゃるお客様の身体を触れば会社が相当なストレスになっていることがわかります。簡単に言えば会社帰りにお越しいただいた時と連休中にいらした時の身体が「こうも違うものか?!」と少し恐怖すら覚えます。

 いったい何が違うのか?それはやはり「全身の筋肉の緊張」です。施術を行っているときに触る筋肉がいわゆる「カッチカチ」であり「凝っている」「張っている」筋肉となっていて、働いている時と休んでいる時では全然違うのです。それは身体の中に薄い鉄板を仕込んでいるのかと思うくらい働いているときには緊張が強くなっています。

 緊張自体は悪いものではなく、活動するために必要なことです。人間はストレスを受けた時に身体に力を入れて緊張します。そして緊張することで疲労も進みます。筋肉が疲労すると同時に全身の自律神経も交感神経優位状態になっていきます。これは生理的には通常なのでありますが、これが繰り返されたり長く続いてくると身体の色々な所に問題が起こります。多くの人が悩む肩こりや腰痛もこの中の一部と言っていいものです。

 そしてさらに問題なのが多くの方が自分が緊張しているという自覚は少ないものです。ですから施術中に「緊張してますね」と伝えましても「え?そんなことないですよ」と否定されることも少なくありません。会社で働くというのはとても身体にストレスをかけているけど、自分自身で身体が闘っていることに気づかず、段々と緊張状態が強くなると身体の疲労や節々の違和感、そして交感神経優位状態から自律神経の症状を呈することになっているのです。

 また緊張が強くなってくると、中には身体の問題から心の問題になったり、下手をしたら会社に行くことが苦痛になったり、会社に行くことを身体が拒否してしまうことも起こってしまいます。それだけ会社に行くというのは身体にストレスをかけていることなのです。

 人間はストレスが無いと成長しません。ストレスは悪いものではなく、適切に受けるべきなのです。ただそれがなかなかご本人はわかりません。でも身体は正直です。ちゃんとストレスが負担になれば身体に現れます。

 やはり自分の身体が問題が現れてから対処するよりは日頃のケアや手入れがお身体を守るためには大事になります。お身体のことが気になる時はぜひご相談ください。

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