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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 緊張は放っておかない。

緊張は放っておかない。

 首の痛みや肩のこり、腰の痛みや脚の付け根の痛みなど身体の不安や違和感、痛みを感じると間違いなく緊張を起こしています。身体の緊張は痛みを生み出したり強めたりしていきます。若い時や昔は寝れば治るや風呂入れば疲れがとれるなど言っていた身体も段々と回復も遅くなっていきます。緊張は放っておかず、速やかに緩めていきましょう。

 緊張とは人間の身体にとっては必然のものです。緊張をしていない人間はいませんし、朝目が覚めれば誰でも身体は緊張して行動しやすいようになっているものです。しかし、その緊張が強くなると身体に色々な弊害を及ぼします。眠りづらくなったり眠りが浅くなったりする睡眠の問題や身体の内面や体調を管理する問題、首や肩、腰などの関節などが痛みを感じてしまうことがあります。身体の緊張が強くなることで身体のために必要な緊張が逆に身体を問題に陥らせてしまうことがあります。

 身体の緊張を自分自身で理解するのは非常に難しいものです。普段からトレーニングや身体のメンテナンスをしている人でもなかなかわかりづらい時があります。それというのも知らず知らず緊張が強くなり身体の問題がなかなか解決できないことがあります。長年の身体の痛みや繰り返し痛みを起こしている方のほとんどがわかりづらくなってしまっています。

 身体の緊張と言うのは腰が痛い方が腰だけ緊張をしているかと言えばそうではなく、腰が痛い人は全身が緊張をしており、腰だけの問題と思っていたのがその近くのお尻や太ももの痛みやしびれ、それ以外にも首や肩の凝り感や痛みを起こしていることがほとんどです。本人的には痛い所だけしか気にならないので、腰の治療を行うのでしょうが、問題はそこだけでは終わっていないので、腰の治療が終わったように見えても実はその周りの問題が疎かになり、下手をすれば繰り返し腰の治療を行うことになったり対処療法に終始してしまいます。

 首や肩、腰や膝が痛い時にその箇所の治療も大切ですが、それだけに固執することなく、痛みに耐えている身体全体の緊張も放っておいてはいけません。緊張は痛みを生み出す原因にもなり、痛みを悪い意味で裏で支えてしまっていることにもなってしまっています。

 なかなか気づきづらいものですが緊張は放っておいてはいけません。違和感や痛みがある時は必ず身体の緊張はついて回ります。身体にとっては必要なものですが、行き過ぎてしまうと色々な身体の痛みに繋がります。なかなか治らない痛みや繰り返してしまう痛みでお悩みの方は痛みを治すこともそうですが、身体自体の緊張を放っておかないようにしていくことも行ってみてください。

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