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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 身体が痛くなる準備。

身体が痛くなる準備。

「足が吊りやすい、またはよく吊る」
「頭痛もちである、頭痛薬が欠かせない」
「座ってるとお尻が痛くなる、太ももの裏がしびれてくる」

 などなどを感じる方は少なくありません。これらは身体の各場所で痛みを起こしているので、痛みの原因はそれぞれ他にあることがありますが、しかし同じ人が起こしやすい症状であるともいえます。それぞれを個別に病院で診療することも大切ですが、一つ大きな体の問題として捉えてもいいものです。それは「身体が痛くなる準備」が出来てしまっていると言ってもいいのです。

 またこれらはお客様からカウンセリングでよく伺う症状です。それぞれ「足が吊る⇒ふくらはぎの問題」「頭痛⇒頭の問題」「お尻が痛い⇒お尻の問題」と捉えてしまっても良いのですが、根本的に同じ問題が潜んでいるので、個別に治療しても何度も同じ問題が繰り返してしまう可能性があるのです。

 それが「身体の緊張」です。緊張とは筋肉や神経が興奮している状態で意識的にまた無意識でも力が入っている状態であります。お客様自身で感じるには「凝っている」「張っている」ような感じと一緒です。なかなか緊張を自覚できている方自身は案外少ないものです。
施術の際に「緊張してますねぇ」と申し上げても「えっ?そんなことないですよ」と返されるのはよくある話です。

 しかし、人間は基本的に生活しているときは多からず少なからず「緊張」していることがほとんどです。ただそれが何年も何十年も生活しているうちに、緊張が身体からうまく抜くことができづらくなり、知らず知らず身体の緊張が続いてしまうからこそわかりづらくなっているのです。

 緊張とは疲労と考えてもいいです。自分自身で疲労を感じているときはよっぽどの時になります。多くの方は疲労を自覚してることは難しいくらいです。だからこそ疲労が強くなるとある日突然、問題が起こってしまいます。

 身体の痛みの多くも疲労から生まれてきます。首や肩、腰や膝が痛くなることのほとんどは疲労由来と考えてよいくらいです。「何もしていないのに、いきなり痛くなった」「原因がわからない」「動かすと痛い」と思う身体の各関節における痛みは疲労の蓄積と考えてもいいです。

 これらの痛みの多くは病院や医療機関で診断を受けると飲み薬か湿布出されて安静にしてまた痛くなったら来てくださいと返されることがほとんどです。それは保険診療の限界でもあるからです。

 身体は知らず知らず痛くなる準備を作っています。それが「ある日突然」「何もしていないのに」「動かすと痛い」と感じた時は身体の緊張が強くなり痛くなる準備が出来ている状態です。

 そうなると身体の手入れをして緊張を解放してくことが大切です。気になる方はぜひご相談ください。

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