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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.9 新幹線のシート

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.9 新幹線のシート

 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイスに「新幹線のイス」があります。今は北海道から九州まで新幹線で行くことができます。休みの日になれば旅行でも乗り、出張やお仕事で移動の手段として、便利であり乗る機会も増える方も多いと思います。

 しかし、移動だけでもお疲れで大変なのに腰への負担がかかる「新幹線のイス」では腰が痛くなってしまいます。私が施術してきた方でもよく出張などで新幹線を使う方が多いのですが「新幹線に乗っていると腰が痛い」と言われる方はたくさんいらっしゃいます。新幹線のイスは普通に座ると腰が痛くなりやすいのです。

 一番の問題はあの形状にあります。あのイスに座ると、お尻の部分で少し沈み丸まったような感じになり、腰だけの形状を見れば、少し屈んだような形にされているのです。それだけで充分腰にダメージを与える力があります。もし身体が疲れていたりすれば支える力も低減しますので、下手をすればそのまま固まってしまい、腰が痛くて立てなくなってしまう可能性すらあります。

 そして、それは背もたれを倒しても一緒です。背もたれを倒しても腰の部分は丸まった形のままでそんなに変わりはありません。イスを倒さずに90度で座っていても、リクライニングを倒しても一緒です。形状自体が問題なのです。背もたれをを倒せばゆったりしているようにみえて身体に優しい感じもしますが、それは預ける体重が背もたれに移るので、多少疲れなくてすみますが、腰への負担はまだまだかかっています。

 それは自由席でも指定席でもまたグリーン席でもそんなに代わりはありません。クッション性が上がれば腰への負担が軽減すると思いの方も多いのですが、あまり関係はありません。あの形状自体が痛くなりやすいのです。お疲れのサラリーマンが背もたれを倒しながら、脚を組み寝ている様子を見ていると、非常に怖くなってしまいます。

 いつでも「腰痛」になる準備ができるイスと言っても構いません。

 色々座り方の工夫というのがありますが、一番簡単なのは、1時間に1回は席を離れることです。そのイスに座り続けることは痛くなるだけです。東京駅発新大阪行きに乗られる方ならば「静岡」や「岐阜」に入るあたりでイスから離れましょう。名古屋では少し遅いかもしれません(汗)

 新幹線のトイレや洗面台の車両に移り、丸まった腰を伸ばしてあげてください。それだけでも充分に腰への負担を軽減できます。移動の為に新幹線のイスに座らないわけにはいきませんが、それでも長く座るのはオススメできませんので、しっかりと移動してください。

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス【10】

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