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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 「今まで」と「これから」を変える。

「今まで」と「これから」を変える。

 段々と寒くなってきて、お身体の違和感や痛みを訴える方が増えております。長年の肩凝りや慢性化している腰痛など、若い時は放っておいて良かったかもしれませんが、そのままでは気づいた時には痛みや悩みがひどくなってしまうことが多いものです。

 痛みの原因や問題が以前とは違う可能性もありますし、身体も自然治癒力は少しずつ衰えていますので、そのままにしていることは「痛みを先送り」しているのと大して変わりません。以前と同じことをして、今の問題が起こっているならば、やり方を変えない限り同じような状況が続き、あまりよい結果が得られないものです。

 痛みを抱える方のほとんどは、いきなり痛くなることは少ないです。痛みを感じたのが突然なので、そう思う気持ちは仕方ないことですが、痛みを誘発することは少しずつ身体の中で忍び込んでいて、ご自身の我慢できる限界を超えたときに初めて痛みを感じることが多く、痛みが無いから大丈夫と思うのはやはり早計です。「痛くないから大丈夫」「痛いから問題」では良くなるものも良くならないものです。

 「昔は痛くならなかった」「以前はこんなもの寝てれば治った」「運動しているから大丈夫でしょう」などなど、最初のカウンセリングでは聞くことがあります。そのような時に「寒いから?」「年だから?」など、理由を外部要因に求めたくなる気持ちもわかります。確かに、それも考えられる話かもしれませんが、簡単に理由をつけてしまうことで、問題の本質を見誤ってしまい、問題を先送り化してしまう事はお身体の改善に繋がりません。

 痛みが無く過ごすことが何よりです。若い時には何もしなくても回復力がありますから、多少疲れや違和感を抱えても、2、3日すれば身体の持っている自然治癒力で、治っていたのかもしれません。まだまだ気持ち的にいつまでも若いままでいたい気持ちは理解できますが、現実はどんどん変化しています。

 以前に放っておいても治ったからといって、今回も同じようにして治る保証はどこにもありません。昔こうして良くなった経験があると、何年後または十数年後でも同じことをして治そうとしてしまいます。しかし、実際にはそれで良くなることは少ないものです。先述のように「昔は・・・」「若い時は・・・」というお話をしてしまいます。そうおっしゃりたい気持ちもわかります。しかし、現実はあまりよくなっていない方が多いのです。

 「今まで」と「これから」を変えることは大事です。痛みや悩みがずっと続いているからといって、諦める必要はありません。今まで出来ていなかったことをできるように変えていくだけなのです。身体は変わります。それは良いようにも悪いようにもです。しっかりと変える勇気を持てば問題は少なくなります。

 お身体の事で気になることがあればぜひご相談ください。

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