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トップ > コラム記事一覧 > 腰の痛み > 腰にとって負担となる動作。

腰にとって負担となる動作。

 腰にとって負担となる動作が「屈む」ことと「捻る」ことです。時にこの動作を行うだけで腰に痛みが走り、日常的に普通に行うでしょうが、気を付けなければいけない動作です。

 よく身体を鍛えられているスポーツ選手でも腰痛になることは多いのですが、特にこの2つの動作を行うスポーツは腰痛が職業病になりやすいものです。

 一番の代表格は「ゴルフ」です。ゴルフのスイングを見ればわかると思いますが、構えた時にまず屈み、そしてバックスイングから振り下ろしてスイングすると同時に腰を捻ります。

 この2つの動作をスポーツ中にず~っと行うのです。プロのゴルファーでも腰痛で苦しむ選手も多いですし、下手をしたら引退に追い込まれたりしてしまうものです。アマチュアのゴルファーでもスイングした際にその場に崩れるように腰に力が入らなくなったり、腰を痛めてしまう時があります。それだけ「屈む」と「捻る」というのは腰に悪いのです。

 これは大きく腰の構造に起因します。腰というのは腰椎という骨と椎間関節、椎間板、それと筋肉があります。その中でも特に椎間板と腰の椎間関節の形状がこの2つの動作に不向きだから、痛めてしまいやすいのです。

 まずは腰にある椎間板ですが、これは少しクサビ形をしていて前方が後方より少し大きいものです。その形に対して、屈むときには前方の椎間板を潰すような状況になります。

 椎間板の成分は水分がほとんどで、屈んで椎間板を潰すような動きはクッションの役目となる椎間板の能力を減らしてしまうものです。よく病院でレントゲンを撮ってもらい「軟骨が薄い」と言われたことがある方はいわゆる腰のクッション能力が少なくなってきているものであり、その最たるのが「椎間板ヘルニア」と呼ばれるものです。

 屈めば屈むほど、自分自身の椎間板を潰してしまい腰のダメージが蓄積していきます。

 また捻るに関しても腰の椎間板では内部の繊維輪と呼ばれる繊維が斜めに交差しながら椎間板を支えているのですが、これを捻ることによって、繊維輪の繊維を引きちぎってしまうのです。これも椎間板の能力が減少してしまう要因になります。

 そしてもう一つ腰椎の骨と骨を繋ぐ「椎間関節」の形状が捻ることに適していないのです。腰椎の椎間関節が垂直方向にできているので、この関節が捻ることをするとそれぞれの関節がぶつかり合ってしまい、関節を傷つけてしまいます。

 この腰の構造上により腰は屈むことと捻ることは腰にとって負担となってしまっているのです。日常生活では多くにこの動作が含まれています。時に何げなく行ってしまい腰を壊してしまう時があります。だからこそ、腰に優しくするためにもこの動作を行う際には注意をしてほしいものです。

 気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。

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