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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 「動かすと痛い」という言葉

「動かすと痛い」という言葉

 今までたくさんのお客様を施術してきて一番おっしゃる言葉が「動かすと痛い」という言葉です。「動かすと方が痛い」「動かすと腰が痛い」「歩き始めると膝が痛い」などあります。

 整体院にいらっしゃるお客様の多くは骨折や捻挫などの骨や靭帯などの構造が折れたり壊れていることは少なく、首や肩、腰や膝などの関節が段々と痛みを持つようになり「動かすと痛い」とおっしゃることが多いです。

 しかしこの「動かすと痛い」とおっしゃる言葉に大切な改善のヒントがあります。それはあくまで「痛くて動かせない」ではなくて「動かすと痛い」のです。

 「動かすと痛い」という方のほとんどは改善の可能性が高いのです。これが「痛くて動かせない」になりますと、構造的な問題が起こっている可能性が高いです。

 骨や靭帯または筋肉が切れたり壊れたりしているとこで、脳に痛みの信号が伝わり「動かしたらマズイ」と理解できるので、出てくる言葉は「痛くて動かせない」になります。

 こういう構造的な問題では「安静」や「固定」が最優先になります。動かさないことで、身体の自然修復を待ち、少しずつ経過を観察しながら回復を待つしかありません。

 しかし「動かすと痛い」ならばこの逆になります。安静や固定はほぼ必要なく、むしろ積極的に動かすことをしていかないとなかなか改善が遅くなり、安静や固定をしてしまうと、より問題が悪化してしまうのです。

 「動かすと痛い」状態ならば構造的に問題が起こっていることは少ないので、少しずつ刺激を与えていくしかないのです。刺激というのはご自身で動かしたり、または適切に施術を行うのです。

 痛みに対して多くの方が安静にしようとしてしまいます。

「動かすと痛い」から動かさない。
⇒痛みがひくのを待つ。
⇒そろそろ動かしてみよう。
⇒まだ動かすと痛いから動かさない。
 ⇒なかなか治らない。
という悪循環のなかで痛みを抱えてしまっている方は非常に多いです。

 痛いと動かしたくないのは非常にわかります。しかしその痛みが「痛くて動かせない」のか「動かすと痛い」のかで判断が変わるのです。

 整体院にいらっしゃる方の中には「どこに行っても治らない」や「色々な治療をしてきた」と言って、長年悩んでり慢性化している方は多いです。

 それはやはり「動かすと痛い」から動かさないことで起こっている方が少なくありません。もちろん痛いのを無理して動かすとも言いません。動かせる範囲で少しずつ動かすだけです。それが少しずつ動かすことが増えていけばいいのです。

 動かすと痛いことでお悩みの方は改善のチャンスがたくさんあります。ぜひ江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。

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