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夏の暑さ。

 2021年7月23日、世界中が新型コロナウィルスの脅威に脅えた2020年から1年延期をして東京オリンピック2020が開幕しました。コロナ禍において、また緊急事態宣言が発令されている中での開催には中止の声も多く開催の賛否がありましたが、東京オリンピックが始まりました。

 開催の是非は一旦置いておいて、当整体院としてはやはり選手の身体、アスリートのコンディショニングが発揮できる環境かどうか非常に気になります。やはり真夏の開催というのは北半球では難しいのではないかという点です。

 今年カナダのバンクーバーでは49.5度を記録しました。もう普通に外に居られる気温ではありません。今の東京でも35度近い気温で湿度が80%近くあり、とてもスポーツができる気温ですらありません。その中で屋外競技をしなければいけないのは非常に危険であり、夜でも厳しいくらいです。真夏の日程をIOCは変更をしてほしいものです。

 一説には大スポンサーであるアメリカのテレビ局が放送するアメリカのスポーツのカレンダーが影響していると言われます。アメリカには野球のMLBやバスケットボールのNBA、アメフトのNFL、MLS(サッカー)NHLなどのプロスポーツやそして大学スポーツなどが1年中に渡って楽しめる状況で、それを各シーズンになるべく被らないようにして放送しているのです。シーズンでプロスポーツや大学スポーツのカレンダーが決まっていると、この真夏の時期しか空いていないため動かせないみたいです。

 しかし、この真夏の気温がこれから下がるかと言えば下がることはないように思えます。そうなるとアスリートのパフォーマンスの低下はもとより、下手をすれば選手自身の生命すら危険にさらされます。

 今回のマラソン競技は暑さを理由に札幌に移動になりました。しかしその札幌も今では東京都と遜色ないくらい暑くなってしまっています。もしかすると、マラソンの当日は東京と同じような気温になってしまっているかもしれません。札幌ですら暑くなっているのです。

 東京オリンピックが決まった8年前でも暑さは危惧されていましたが、そこまで暑くはありませんでした。それがここ数年で一気に暑さが厳しくなっています。暑さがここ数年で一気に厳しくなったせいで、考え方も変えていかなければいけません。

 一昔前ならエアコンは身体に悪いという気持ちも理解できましたが、現在ではエアコンを使っていないと下手をすれば死んでしまう可能性すら出ています。考え方を一気に変えなくてはいけません。

 巨額のお金が動く世界的な大会が簡単に変わるわけではありませんが、アスリートのコンディショニングがあってこそのオリンピックですので、開催時期の変更を検討してほしいものです。

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