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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 治療は受け身ではなく積極的に。

治療は受け身ではなく積極的に。

 首の痛みや肩こり、腰の痛みや膝の痛みなど身体の痛みや悩みを抱えている方は少なくありません。病院に行ってレントゲン撮って湿布を貼ったり薬を飲んだり、接骨院行って電気当てたり揉んだりマッサージを受けたり、整体行って施術受けたりしてもなかなか改善できない方も多いものです。

 しかし、これらの治療を行なってもなかなか改善しない人、また治ったとしてもまた再発したりする人も多くいらっしゃいます。またそういう方もたくさん見てきました。これらの方に見られる特徴は「治療を病院の先生や施術をする先生に対して『受け身』でいること」がみられます。

 それは病院行って薬もらって、または施術を受けて安静にすることで治ると考えていることです。それも確かに悪いことではないのですが、残念ながらそれだけでは不十分なことが多いです。これらの姿勢はまるで「受け身」のように治療を受けているのでしょうが、本当の治療というのは受け身ではなく、自分で治す積極的に自主的に治していくことが本当の治療なのです。

 例えば「風邪」があります。「風邪を治すためにどうしますか?」と質問されると多くの方は「風邪薬もらって安静にする」と答えるかもしれません。一昔前ならばこれで良かったのかもしれませんし、これでは一旦風邪は治るかもしれませんが、風邪の原因や(何でかぜをひいたのか)がわからず、薬に頼ったその場しのぎの対処療法でしかありません。

 対処療法も時と場合によっては必要ですが、これだと残念ながらまた風邪を引いてしまいます。そしてまた風邪をひいたので風邪薬を飲みます。治ります。また風邪を引きます。という繰り返しでしかないのです。

 今の治療は風邪をひいたら「しっかりに栄養をとり」「しっかり多く睡眠をとって」「自分の自己治癒力を発揮させる」ことが推奨されます。安易に薬を飲んでしまうと、薬が効かなくなってしまったり、また薬の副作用の影響もあるので今では少なくなっています。結局風邪のウィルスを自分の免疫力を発揮させて退治することが安全で確実とわかってきたからです。

 「身体への負担や安全」「自己治癒力の発揮」「今後の予防」なども考えていけば、昔からのやり方や薬や施術を受ければ治るという受け身の考え方よりは、自己流に陥るのではなく、ちゃんと医学に基づいて自分で治す力を発揮していくことが大切です。

 昔は何でも薬で治すという考え方がありましたが、今では色々な研究が進み、身体の仕組みがわかってきて、人間の自然治癒力を上手に使っていく方が安全に改善ができるのです。

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