• トップページ
  • 当整体院について
  • 料金・コース
  • よくある質問
  • アクセス
トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 痛みを抱えている身体のほとんどが我慢して悪くなっている。

痛みを抱えている身体のほとんどが我慢して悪くなっている。

多くの方が肩こりや腰痛など身体の痛みで悩んでいます。「何も思い当たることはしていない」「原因はわからない」「昔からこんな感じ」など色々悩みを抱えていらっしゃるのですが、しっかり改善していくためにはその痛みよりも、まずはその痛みを抱えている身体自体を何とかしなければなりません。

そこで問題になるのが、どうしても「痛いか痛くないか」で判断してしまうことです。確かにそれが第一かもしれませんが、「痛いから問題」であり、「痛くないから大丈夫」で考えてしまうと、その場しのぎの対処療法に終わり、たとえ一時的に良くなったと感じても、原因から改善していかないと痛みがぶり返したり、また後々痛みが強くなってしまい、悪循環にはまってしまうことがあります。

人間は結構無理が効きます。多くの方は「これくらいなら・・」と言いつつ、無理をしてしまいます。「こんなの前にもあったなぁ~」「一晩寝ればよくなるよ」などおっしゃります。昔や若いうちはそれでよかったのかもしれません。

無理できているうちは痛くないとも言えますから、問題は無いと考えがちです。しかし、痛くないということは我慢していると言っても過言ではありません。それは例えれば、膝を擦りむいた子供が幼稚園の先生に「大丈夫?」と聞かれて「痛くないよ」と強がり言っていることと変わらないかもしれません。

それに、ご自身にとっては痛い時と痛くない時では、特に何かをしたわけでもなく分かりづらい時があるかもしれませんが、身体は我慢することで痛みをわかりづらくさせてしまうのです。

~痛みの悪循環の図式~
痛い ⇒ 我慢する ⇒ 痛みを(一時的にでも)忘れる ⇒ 痛くない(治ったと勘違い) ⇒ 無理ができる ⇒ また痛くなる

痛いから我慢をしてしまうのでしょうが、我慢しているからこそまた痛くなるという悪循環に陥っている方が多いです。まずはこの悪循環から身体を改善しなければなかなか根本からの改善にはなりません。

肩こりや腰痛など多くの身体の問題の原理はほとんど一緒です。決して、肩こりは肩こりだけ、腰痛は腰痛だけの問題ではありません。基本的に根本は一緒です。

身体には自然治癒力があり、本来ならしっかりと改善するのです。痛みは確かに嫌なものですが、痛みだけに囚われず、我慢している身体からしっかりと悪循環に陥らないように、根本から見直しをさせてもらうとよいものです。

しっかりと根本から見直しすことは、悪循環に陥ることも防げるので、そうすることでこれからの予防にも繋がり、痛くなりづらい身体へと繋がります。ぜひ、しっかり見直していきましょう。

ページトップへ戻る