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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 検証と再発防止委員会を立ちあげましょう。

検証と再発防止委員会を立ちあげましょう。

 現代の企業では、不祥事が起こればその問題に対して、検証委員会や再発防止のためのチーム作りなどを立ち上げて「どうして問題が起きたのか?」「どうしたら問題が起こらないようにするのか?」ということを行っております。

 問題が起きた時にその出来事の検証や再発防止に取り組まなければ、また同じ過ちを繰り返してしまうとその企業の信用に繋がりますし、またそれを行うことでより安全により良いものを作り上げてきました。

 それは身体も一緒です。痛みや問題の原因や問題を検証し、再発防止に取り組まなければまた何か月後には痛みを繰り返してしまいます。

 当院にも長年の肩こりや繰り返す腰痛でお悩みの方が多くいらっしゃいます。最初のカウンセリングでお話を伺う時に、身体の痛みや悩みの履歴を詳しく伺いますが、痛みを繰り返している方の多くに見られるのが、検証や再発防止をしていないことです。

 痛くなっている原因に対して、自分自身でこうだろうと勝手に結論付けてしまっているのです。もちろんご自身で考えることはとても重要ですが、それが客観性に欠けたり、医学的に間違ってしまっていれば何の根拠にもつながりません。いわゆる「ただの結果オーライ」であり、問題の先送りだけになってしまいます。

 また、昔から言われていることをそのまま「鵜呑み」している方も多いのも特徴です。世の中はどんどん進化し、昔にはわからなかったことがわかるようになり、より科学的により効率よく改善が進むようになっています。

 例えば昔は「安静」が一番の療養でした。横になって寝ているのが回復を進めるという考えが強かったですが、今ではあまり安静は薦められていません。それは手術したって、ケガをしたって、なるべく早く可能な限り身体を動かすように求められます。

 痛いのに動かすのは嫌でしょうが、安静にして動かさないでいると、どんどんその問題の箇所の回復が遅れていき、それを取り戻すのに今度は何倍もの労力が必要になり、結果的に回復が遅れてしまうことがわかっています。

 リハビリと一緒です。とにかく早く動かしていかなければなりません。しかし、いつまでも昔のまま「痛い時に安静」ということをしていれば、その時は楽なのでしょうが、それが却って、回復を遅らせてしまうのです。

 痛くなるには原因と問題があります。そしてそれは人それぞれであります。そこをきっちりと検証と再発防止に取り組まなければ身体の信用が失われてしまいます。痛みを理解するのはとても面倒くさい作業です。

 しかし、それを乗り越えていかなければまた元の木阿弥となってしまいます。ぜひ江東区亀戸にある当整体院で身体の問題の検証と再発防止に取り組んでいき、2度と痛くならない安全な身体を目指しましょう。

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