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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 関節の機能低下を防ぎましょう。

関節の機能低下を防ぎましょう。

 首や肩、腰や膝に痛みを抱える方の多くの問題に「痛いから動かしたくない」ということをおっしゃる方が少なくありません。確かに関節が痛いと動かしたくないという気持ちは理解できます。しかし、関節は動かしていかないとどんどん動かなくなってしまいます。積極的に関節は動かしていきましょう。

 関節で動かなくなるといえば一番イメージしやすいのが「肩」かもしれません。40歳を超えると「五十肩」の心配をする人も増えていきます。「肩が上がらない」「肩が挙げづらい」となると「五十肩になったかも?」と思われるかもしれませんが、五十肩の話は別にしておいて、その前にしっかりと肩関節の機能をチェックしていく方が大切です。

 肩関節は球関節という形状で腕と肩甲骨がくっついています。腕にある関節が球に近い形になって、肩甲骨の少し窪んだ骨にあたるようになっています。それは球を包み込むというよりも窪みに添えられる位の感じでくっついています。ですので肩関節は上下左右前後と身体の中でも大きな関節の動きができる組織になっています。

 これだけ自由度の高い関節ですので色々な方向に動かすことができるのですが、日常生活ですと考えている以上に肩関節を動かすことがありません。先程上下左右前後と書きましたが、ほとんど「前」位にしか動かしていないのが現状であります。

 上下左右前後動かすことのできる肩関節が前にしか動かすことがないと、どういうことがおこるのでしょうか。それは残りの「上下左右後」の動きをしづらくなるようにしていくのです。

 例えば毎日乗っている自転車は走り出そうと思えばいつでも走り出すことができるのですが、毎日乗らずに物置に閉まってまっておいた自転車を「いざ乗ろう」と思ってサドルに跨ったらギシギシ行って走りださないのと一緒です。動かさないということは段々と使いづらくなるのです。

 自転車ならば「閉まっておいたからなぁ。油でも切れてるかもなぁ」と考えてもらえるものですが、身体ですとそうは思わず「肩が上がらない!おかしい!五十肩?」となってしまいがちなのです。

 身体はちゃんと適切に関節の機能を維持するように使っていくと長持ちしてくれます。関節の悩みや痛みのある時の多くは「関節の機能が低下」している時は多く見られます。

 カイロプラクティックの施術の目的の一つに「関節の機能向上」があります。関節には適切な可動域があり、その可動域を回復させるように色々なテクニックを使い、機能回復を図るのです。

 また普段から体操やストレッチ、運動などは身体の機能維持にはとても大切です。当整体院でもよくお客様には関節の機能の説明や簡単な体操、ストレッチなどの話しを伝えて長く健康でいられるように努めています。

 関節の動きで気になることがあればご相談ください。

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