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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 生活習慣を変えましょう。

生活習慣を変えましょう。

 首の痛みや肩こり、腰の痛みや膝の痛みなど「病院に行っても治らない」「何もしていないのに痛くなった」「痛みの原因がわからない」など身体の悩みの原因の一つに考えられるのは「生活習慣の問題」です。根本から見直すときには生活習慣を見直すことはとても大切です。

 今まで多くの方の痛みや悩みを聞いてきましたがやはり気になるのは、ついついさりげなく悪い生活習慣を行っていることに多くの方が気づいていない点が挙げられます。

 例えば単純な生活習慣の問題として身近なことに「床に座る」ことがあります。「うん?床に座るのが何が悪いの?」と思われる方も多いと思います。しかしこれは日本人の最大の腰に対する「悪習慣」と考えられます。

 床に座ると腰への負担はかなり強いものです。「あぐらをかいていて腰が痛くなる」とおっしゃる方も多いものです。それは床に座っている座り方のほとんどが腰にある椎間板に負担をかけ潰してしまっているのです。

 椎間板は脊柱にとって大切な組織です。堅強性と弾力性を兼ね備え、色々な動きに対して緩衝する組織です。多くの方がご存じの「椎間板ヘルニア」というのはこの椎間板が潰されている状態なのです。もちろん床に座ったからすぐにつぶれるものではありませんが、潰している状態を長く続けているとやがてこの椎間板が壊れやすくなってしまうのです。

 「痛みの原因がわからない」悩みのほとんどがいきなり痛みが現れるので「私は何もしていないのに・・」と直前に原因を求めますが、残念ながらいきなり痛みを感じるものの、長年水面下でじわりじわり問題をため込んでいることがある日問題が発覚してしまうものなのです。

 床に座るということも可能なら20代の内ぐらいから止めてほしいものです。「若いから大丈夫」という人も多いですが、若くても痛くなってしまうことはよくあります。ましてや40歳という初老を超えた年齢以降ならなおさら床に座ることを禁止してほしいくらいです。

 「床に座ること」が当たり前だとそのようなことすら考えないと思います。ましてや日本人の多くは床に座ってご飯を食べたりテレビを見たり勉強したりなどは当然のことなのです。それを生まれてからずっと普通に行ってきたのに、ある日「床に座るのを腰が痛くなるから止めてください」と言われても長年行ってきた生活習慣というのはそう簡単には変えられません。また変えられないのも事実です。

 だからこそ生活習慣を変えることをしてほしいのです。今までできたことを変えていく。それが新しい自分に変わるのです。少しずつでも自分自身の健康のためにも生活習慣を変えることを恐れず行ってほしいものです。

 痛みを根本から見直していくためには生活習慣の改善は大切です。原因がわからない痛みをごまかしながら過ごすより、しっかりと見直す時期を設けて身体の改善を図っていきましょう。

 気になることがあればご相談ください。

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