首の痛みや肩こりでお悩みの方が少なくありません。江東区亀戸にある藤かめいど整体院でも多くの方が悩みを訴えにきます。首の痛みや肩こりをしっかり改善していくために、何が首や肩に負担となっているのかを知らなければいけません。
原因が何なのかを知らずに問題を対処していてもそれは対処療法であり、真の改善とは言えません。手技のお店などに行って、多少筋肉を緩めたとして楽になったとしてもまた結局元に戻ってしまいます。しっかりと問題を把握していきましょう。
首の痛みや肩こりを訴える方にとって、問題となるのは大きく分けて2つの首の動きになります。
1つは「覗き込む」ような首の動きです。首肩に負担をかける行動にパソコンをする姿勢がありますが、まさにパソコンをしている時はほとんどの方が覗き込むような首の動きになってしまい、首の痛みや肩こりを生み出しているのです。
パソコンをしている人を横から見てみてください。まるでディスプレイを「覗き込む」ように頭を前に出しています。最初はもちろんみなさん気をつけて仕事をしているのでしょうが、数十分もすれば段々と頭が前に出ていって、まるでディスプレイを覗き込むようになってしまいます。
頭の重さやそれにかかる首肩の筋肉の支えられる力の限界を考えれば、この覗き込んでいる形がどれだけの負担をかけているのか、考えると恐ろしいくらいです。
そして、この状態が長く続いている人は普段からも覗き込んでいるような形になっています。それは歩いている時や寝ている時なんかもそうです。普段からこの形ですから、さもそれが当たり前のようになってしまい、気にならなくなってしまいます。
そうなれば問題が起こっていることもわかりません。またこの覗き込む形は猫背や姿勢の悪さにも繋がりやすくなり、またストレートネックなどの問題にもなってしまいます。
パソコンをしている時に気を付けていなければ自然とこの覗き込むような首の動きになってしまいます。またこの形は長時間イスに座っている時も生まれやすいものです。
特にソファやリクライニングチェアなどのゆったり座れるような感じのイスに起こりやすくなってしまいます。これらのイスは腰痛の人にもお勧めはしていませんが、さらに言うと首肩のことでお悩みの方にもお勧めはできないのです。
「ゆったり座れるからいいでしょ。」と言われますが、ゆったり座れることと首肩へ負担がかかることは少し違う話になります。
座っている時をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんが、ソファやリクライニングシートにそのまま座るとどうしても身体が丸まりやすくなるので、首の動きがどうしても覗き込んでいる首の動きと大差がないのです。
この「覗き込む」ような首の動きは、一日したからといっても、いきなり痛みが出ることはありませんが、しかし、これが慢性化したり、長期にわたって行っていると、真綿で首を絞めるようにジワジワと首や肩に負担をかけてしまいます。首の動きが覗き込むよう担っている方は気を付けてください。