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トップ > コラム記事一覧 > 身体の痛みや悩み > 頭痛、頭が重い、ズキズキする ~原因と改善方法~【1】

頭痛、頭が重い、ズキズキする ~原因と改善方法~【1】

「頭が重い、ズーンとする」
「頭がズキズキする、こめかみあたりが痛くなる」
「頭痛薬を飲んでもまたぶり返してしまい、また頭痛が出てくる」

 などなど、頭の痛みでお悩みの方が多くいらっしゃいます。頭痛があると、日常生活で何をしても集中できなくなったり、辛い状態が続きます。

 そこで、ついつい、忙しくて頭痛薬で何とかごまかしたりする人もいますが、結局それも長続きせず、今度は薬を飲む期間や服用する量などが増えていって、悪循環に陥ったりします。

 頭痛の場合は重篤な場合(これまで経験したことのないような痛みや頭をハンマーで殴られたような痛みなど)を除いて、ほとんどが首や肩の筋肉が原因であるので、それをしっかり改善していくことが大事になります。

 全ての頭痛の80%~90%は首肩からの筋肉が原因になります。首肩の筋肉がストレスにより縮みこんでいくことで、関連痛や放散痛と呼ばれる「トリガーポイント」現象が起こり、頭のこめかみや後頭部などに痛みを飛ばすことで頭痛となるものです。

 ストレスとは物理的なストレスと精神的ストレスの二つがあります。物理的なストレスとは首や肩にかかる負担が強くなり、首や肩の筋肉がそれに耐えるように力を入れ、ギュッと縮みこんでしまう緊張状態になります。

 特に最近多いのが、スマホやパソコンなどの画面を見る時に頭が前に突き出るようになってしまうので、頭を支える首肩にはテコの原理が働き、通常の数倍以上の力が首肩の筋肉に負担をかけ、それも長時間起こすことで「筋肉の疲労」から「放散痛や関連痛の発生」に繋がり、頭痛となります。

 もう一つの精神的ストレスは自律神経の問題です。仕事が忙しかったり、ストレスが強くなることで、自律神経の交感神経優位状態に陥ります。

 本来、日中に交感神経優位、夜に副交感神経優位となり、バランスが取れていれば問題ないのですが、この交感神経優位の時間が長くなり、この状態も全身の筋肉や血管の収縮を起こしますから、その状態でも充分に頭痛を引き起こしてしまいます。

 80~90%の頭痛の中でもさらに、60%位を占めるのが一番多い「緊張性頭痛」と呼ばれるもので、この物理的や精神的ストレスだけでも、充分頭痛になります。

 この緊張性頭痛は真綿で首を絞めるようなものであり、なかなかわかりづらいものです。頭痛でお悩みの方は頭痛が出て初めて頭痛に気づき、そこで薬などを飲んで対処しようとしますが、やはり「痛くなってから~」対処しているとなかなか改善が進みません。頭痛を抑えるのではなく、頭痛にならないようにしていくのが本格的な改善の近道と言えます。

 頭痛、頭が重い、ズキズキする ~原因と改善方法~【2】に続きます。

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