繰り返すぎっくり腰、長引く腰痛など腰の痛みでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。腰痛の原因はたくさん存在しますが、腰にとって負担のかかるイスというのもまたあります。
座るという行為だけを考えても立っている時よりは1.5倍の負荷をかけているものですが、それでも知らない間に腰に負担のかかるイスに座る事でも充分に腰痛を生み出します。そのような負担のかかるイスの一つに「自動車のシート」になります。
自動車のシートが腰に負担がかかるというのはほとんどの方が理解できると思います。
「長時間車を運転していて腰が痛くなってきた」
「車に乗り降りする時腰が痛くなる」
「運転から立ち上がる時に腰が痛くて立てなくなった」
など、車の運転や自動車のシートに座ることで腰痛やぎっくり腰になる話はある意味普通に起こっているものです。車のシートは「腰痛製造マシーン」という位の意識を持ってもらっても構わないのです。
「運転中の腰痛」を訴える方の多くが何故腰に負担がかかっているのかを理解していません。腰への負担を理解してもらうことはとても大切です。
それは自動車のシートがまさに、腰痛を作るように形づけられているようになっていて、そのまま意識せず、自動車のシートを利用すれば腰痛になるのは仕方のない話なのです。
自動車のシートは座り心地を考えているせいなのか、どちらかというと腰が丸くなって座るような形になってしまいます。全体的に身体を包み込むような感じでホールドするような感じです。
運転するために作られているので仕方ないのかもしれませんがしかし、その形こそが腰への負担を強くしてしまっているのです。腰が丸くなるという事は本来の腰を支える椎間板や筋肉、関節などの形状を反対にさせてしまうので、この形のまま長時間い続けることは否応なく、腰への負担を高めてしまいます。この状態は中腰とさして変わりはありません。
お仕事や買い物などで運転をすることは日常生活では通常の事ですから、なかなか簡単に腰痛にならないようにはなりません。それでも、そのまま普通に座っていては、腰への負担が強くなります。少しでも腰への負担を下げるように座り方を工夫して腰痛になるリスクを減らすことをおススメします。
それが「ランバーサポート」と呼ばれるものです。これは腰の部分にクッションのようなものを当てることで、腰の本来の形状である腰の前カーブを作り、腰への負担を和らげるものです。
専門店や雑貨店などでも販売していますが、これはランバーサポート出なければいけないというものではなく、タオルでも何でも構いません。腰の後ろに置くことで丸まってしまう腰の形状を防ぎ、負担を軽減できます。
車の運転をすることは「腰痛を作る」といっても差し支えはありません。それだけ負担をかけていることを認識してもらい、少しでも負担を軽減させることは腰痛にならないために、また腰痛を予防するためにとても大切な事です。
江東区亀戸にある藤かめいど整体院では座ることで腰が痛くなる人に腰痛と正しい座り方の改善を行うコースを開設しております。気になる方はぜひご相談ください。