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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならない為に普段から避けた方がいい座り方 Part.5 壁に寄り掛かる

腰痛にならない為に普段から避けた方がいい座り方 Part.5 壁に寄り掛かる

 繰り返すぎっくり腰、長引く腰痛など腰の痛みでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。腰痛の原因はたくさん存在しますが、座り方が悪いことによって腰に負担のかかることがあります。

 座るという行為だけを考えても立っている時よりは1.5倍の負荷をかけているものであり、知らない間に腰に負担のかかる座り方でも充分に腰痛を生み出します。そのような負担のかかる座り方の一つに「壁に寄りかかった姿勢」があります。

 何気ない普通の生活の中で、壁際の床に座っている時寄りかかったり、壁のそばに付けているベッドの上に座っている時にもつい寄りかかりながら座ってしまったりします。

 また壁ではないかもしれませんが、ソファがあるのにそこに座らないでその前に座り、背中をソファの下の部分に当てながら寄りかかり座ったりすることがあると思います。

 壁に寄りかかるようにする座り方は、一見身体を支えているので楽だろうと思ってしまいますが、それでも腰にとってはあまりよくありません。

 その一番の問題は置かれている腰の角度になり、ほぼ直角に近い90度に腰を曲げられてしまっている事です。それは腰にとって窮屈な角度であり腰への負担をかかえてしまっているのです。

 普段立っている時には腰の角度は140度前後で存在しています。(腰の角度とは大腿骨と腰椎の角度であり、真っ直ぐ立っているように見えますが、決して180度ではないのです。)

 そして、この角度でいる時が一番腰への負担が少ないのですが、これから少しでも90度に近づけていくことでどんどん腰への負担を強めてしまいます。そして大事な事は、その壁に寄りかかっている時は腰に負担のかかる角度でありながら、あまりそれを実感できるものではないので、だからこそ厄介なものでもあります。

 そして、壁に寄りかかりながら座る時は後ろに身体を逃がすことも出ません。座っている時に腰の痛みを感じると多くの方が腰を反らすことを行います。

 これはやはり90度で負担のかかっている腰を解放したい現れです。腰を反らすことで一番負担の少ない140度前後に腰を持っていきたい動きを身体が自然に求めるのですが、壁に寄りかかりながら座るという事はこの動きを妨げてしまいます。

 負担がかかっていることを感じさせず、腰への負担を進めさせ、かつ逃げ道も残されていない座り方では知らず知らず腰への負担をかけ、気が付いた時には腰の痛みを訴えることになります。ついつい行ってしまいがちかもしれませんが、可能なら壁に寄りかかりながら座るのは避けてほしいものです。

 江東区亀戸にある藤かめいど整体院では座り方を通して腰痛にならないための改善を提案しております。気になることがあればぜひご相談ください。

腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方〈6〉

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