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トップ > 症例報告  首・肩の問題

症例報告

私が今までみてきた患者さんの症例を少しづつご紹介していき、あなたの参考にしていただきたいと思います。

首・肩の問題

肩のこり、痛み

症例 01肩のこり、痛み

30代前半(女性)
職業:エンジニア

症状
肩こりがひどく、辛いときには吐き気や体調崩すこともあり、腰痛、足の冷えなど全身に症状がでている。
初見
交感神経優位状態(*1)になり、全身の不定愁訴を訴えていた。
身体の自律神経の説明をし、初期に集中して取り組んでもらうようにしていただいた。
施術
症状が全身に及んでいるので、全身の筋肉の過緊張(*2)を解いていくことと、背骨や骨盤の調整をして、動きづらくなった関節を動かすことにより、身体の状態を整えていく。
経過
最初の2、3週間は中1日の集中施術を行い、徐々に快方に向かう1ヵ月後位から、週1日とペースを変え改善の状態の定着を図る。
3ヵ月後には吐き気などもほとんど、気にならなくなり、月2回のペースに変えて問題はおきなくなった。
その後
現在は本人も「予防(手入れ)」を意識してもらい、疲れや違和感があると、来院してもらっている。

ポイント

全身の手入れ

最近の方に多いのですが、「肩コリ」「腰痛」というそれだけの症状の方は少なく、身体の全身的な問題がベースになっている方が増えてます。
肩コリだけを施術するよりはまずは全身的に、身体の「手入れ」を行う方が早期に改善が期待できます。

*1 交感神経優位状態
2種類の自律神経のうち、全身が交感神経優位状態になること。
起きている時、活動している時はこの状態になるのだが、「痛み」やストレスを受け続けることにより、身体全体がリラックスすることがしづらく、悪循環に陥りやすい状態。
*2 過緊張
ストレス、痛み、冷えなどで身体の筋肉に不自然に力が入っている状態。

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肩こり、背中の痛み

症例 02肩こり、背中の痛み

20代前半(女性)
職業:秘書業務

症状
パソコンなどで肩こりを感じ時には背中や肩甲骨間も痛みが出る。
初見
首、肩、背中と上半身の筋肉のコリ感と背中や首の関節の動きの減少がみられた。
施術
全身の筋肉の緊張を緩めると共に、背中と首の関節の動きをつけるように丁寧に施術する。
経過
施術後から背中や首の動きが軽くなることを実感してもらう。
最初は戻りやすくなるので2週間くらいは集中的に施術を行うことができたので改善は早かった。
その後
本人の身体への意識も高いので、状態を把握できるようになり、「悪くなる前に」来院していただき「予防(手入れ)」をしてもらっている。

ポイント

集中施術

最初の2~3週間は改善のスピードを速めるために、意欲的にいらっしゃっていただいた。そうすることにより、身体の回復が進むため、施術の効果が期待できやすい。

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肩の痛み

症例 04肩の痛み

50代(男性)
職業:会社員(商社勤務)

症状
1、2ヶ月前に手が後に回しづらくなり、最近では寝返りすると肩が痛くなっておきてしまう。五十肩に近い症状
初見
肩の動きをみて、一度レントゲンをすすめる。「骨」には問題ないと整形外科の先生に言われたので、肩の構造と五十肩の回復過程を説明して、施術に取り組んでもらう。
施術
肩の硬化が進まないように、肩の間接の可動域の回復と筋肉のコリ感をとることに集中。
経過
仕事が多忙なので、週1日しか来ることができないとおっしゃったので、自宅、会社でも肩の動きを回復させる体操をすすめる。
その後
9ヵ月後位から肩の動きが増し、1年半後にはほぼ問題なく回復し、ゴルフなどができるようになった。

ポイント

回復の過程に対し、丁寧に説明し理解をしてもらった。
すぐに回復するものでないので、どうしてもモチベーションが下がりがちになってしまうものですが、色々「取り組んで」もらい少し時間はかかったが、回復にすることができた。

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肩コリと腰痛

症例 12肩コリと腰痛

20代(女性)
職業:OL(総務)

症状
肩コリ、頭痛と腰痛
座り仕事で、8時間以上机に向かっていることが多く、3年くらい前から、症状がでていた。
初見
首や腰には「前彎」という前にいくカーブがありますが、どちらかというと、まっすぐや(ストレートネック)や後彎に近い感じで関節の機能が全く低下している感じであります。また、首肩の筋肉も緊張(コリ感)が強くでている状態。
施術
首、肩、腰周囲の固くなっている筋肉を緩めていき、またそれぞれの関節に動きをつけるように背骨や骨盤を調整していく。また仕事が遅く土日しか来院できないので、「負担のかからない座り方」を教え、実践してもらう。
経過
施術後の2日間くらいは楽な感じだが、またすぐに戻る」とおっしゃる。それも、悪い状態が長かったので、今はしょうがない部分があると伝え、継続してもらう。しかし、「負担のかからない座り方」を実施してもらうことで、姿勢もよくなってきたとおっしゃっていただく。
その後
1ヶ月後位からは頭痛の頻度は少なく、以前ほど肩コリ、腰痛も減ってきたとおっしゃっていただく。その後も「よい状態を定着」させるために週1回のペースを半年間継続してもらった。

ポイント

「負担のかからない座り方」施術にプラスして、ご自身でも意識して「悪い習慣」になっていることを日常生活の中から注意していただくと施術の相乗効果が見込めます。「負担のかからない座り方」もその一つです。

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首の動き

症例 14首の動き

30代(女性)
職業:パートタイム勤務

症状
首が上がらない
痛みとかはそんなに無いのだが、「うがい」がしづらく、頭を上に上げることができない。
初見
首の骨は7個あり、前彎と呼ばれるカーブが見られ、関節自体が動いて頭を上に向けられるのだが、私が他動的に行っても動きの消失が見られた。
施術
首周囲の筋肉の凝り固まっている筋肉を丁寧に緩めていきながら、少しずつ首のストレッチ、そして、関節の動きをつける調整をして、動きの確認を行う。
経過
初回の施術後、動きの確認で「上に向ける」と動きが出ていることを実感してもらう。しかし、それが一過性で終わってはいけないことを説明し、集中施術を始める。順調に、動きの状態が維持できていたので、2週間後には施術ペースを代えメンテナンスと切り替える。
その後
首のことは忘れたくらいに、どちらかといえば、全身の身体の手入れにポイントを置き、2週間に1回の間隔で来院してもらう。

ポイント

首の動きにはずいぶん改善がみられたが、むしろ、その後の2週間に1回のペースで全身メンテナンスがよい状態をキープできるものとなっている。首単体での問題よりも全身的な問題があったようにも感じたので、首を中心に全身の施術をすることも大事になります。

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