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トップ > コラム記事一覧 > ぎっくり腰 > ぎっくり腰のお膳立て。

ぎっくり腰のお膳立て。

新しい話ではないですが先々月ボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者山中慎介選手が8度目の王座を防衛しました。山中選手は「神の左」とも言われる強打の持ち主で、今回もこの左ストレートにより、挑戦者をKOしてその強さをみせました。

確かに、山中選手の特徴である左ストレートは威力十分で戦ってくる挑戦者も警戒を怠りません。しかし、それでもその左ストレートを決めてくるのです。

 その秘密を以前のテレビで山中選手は「この左を生かすために、伏線を張っている」と打ち明けていました。そう、左を生かすために、いくつかのお膳立てがあっての「左」なのです。いくら左が強いからと言って、左ストレートだけでは山中選手も挑戦者を倒すことができないのです。

この話の肝は「直前に起こったことが原因や問題の全てではない」ということです。やや強引かもしれませんが、私たちの職業上、ぎっくり腰などの急性腰痛で来院されるお客様が多いものです。

 痛みや症状からの改善ならばしっかり施術をしていくことで問題なく、日常の生活に復帰することができます。しかし、痛みや症状だけを相手にしていれば、結局原因や問題が掴めないまま、またぎっくり腰になってしまう方が多いのです。いわゆるぎっくり腰がクセになるとでも言うものでしょうが。

ほとんどのぎっくり腰をされたお客様は「重い物を持ってぎっくり腰になる」と思われている方が非常に多いせいか、原因などを訪ねても「何もしていない」「重いものは持っていない」「ちょっと何かしたら痛くなった」とおっしゃる方がほとんどです。

 確かに、直前に何かをしたというのであれば、原因もわかりやすいものですが、はっきり言えばそういう方は少ないものです。

むしろ、ほとんどのぎっくり腰は「ぎっくり腰のお膳立て」ができている状態なのです。そう、山中選手の神の左を受ける直前と一緒かもしれません。

ボクシングでしたら、右のジャブを使ったり、ボディを攻めたりして、しっかりストレートで決められる状態になってこそ、初めてそのストレートの威力が2倍にも3倍にもなるものです。ぎっくり腰も一緒です。

 直前の行動に全ての原因や問題があるのではなく、日々の生活習慣や何気ない行動、そして疲労やストレスなど、色々な腰にかかる負担というお膳立てがあってこそぎっくり腰になってしまうのです。

ましてや繰り返しぎっくり腰になる方はほとんどこのお膳立てを知ろうとしません。だからこそ、繰り返す方は繰り返してぎっくり腰になるのです。

逆な言い方をすればこのぎっくり腰のお膳立てを整わせなければぎっくり腰のリスクを減らすことができるのです。繰り返すぎっくり腰や腰痛にお悩みの方、ぜひ江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。そのための特別コースもご用意してます。なぜぎっくり腰のお膳立てができたかをご説明します。

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