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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 痛みの前兆はわかりづらいものです。

痛みの前兆はわかりづらいものです。

 「何が原因かわからない」「何も悪いことはしていない」「いきなり痛くなった」など痛みでお悩みの方は少なくありません。何かをしてどこかが痛くなる・・「重い物を持って腰が痛くなった」「バスケをして足を捻って痛くなった」「交通事故にあって、首が痛い」など原因がはっきりしていれば、まだ何となくわかりやすくていいのかもしれませんが、そうでない時が多いものです。

 身体の痛みは案外、前兆が少ないものであり、いきなり痛くなることはよくあります。

 人は生活している常に限り「敵」と戦っています。まぁ生きるということはそういうことかもしれませんが。身体には免疫力や抵抗力、耐性力があり、様々な身体への外部からの刺激や異物などと常に戦って、いろいろなものから身体を守ってくれていています。

 イメージしやすいのは・・現在なら「ストレス」でしょうか。この問題で肩こりや腰痛など身体の不調で済めばいいのですが、これが行き過ぎれば、自分自身で体調の判断もできることがなくなったり、痛みや不調が続き突き進めば普段の生活の問題にまでなってしまっているのです。

 なかなか自分で自分の状態というのは把握することが難しいものです。よく「自分のことは自分が一番わかる」という人がいらっしゃいますが、果たしてどうなのでしょうか。正直言えば自分の身体は半分も理解できていないと思います。もちろん、体調の善し悪しや痛みに関しては自分で感じ取ることができますが、その状態が続けば、またそれに慣れてしまうことで、問題が小さいものに感じでしまいます。

 だからこそ、他者の評価というものは大切と考えます。つまり検査や予防、手入れであります。

 何かを感じた時に検査や病院に行くのはもちろんですが、何も無くても普段から検査であったり、予防や手入れがしっかりできていれば、大きな問題が回避できるケースもたくさんあると思います。

 カイロプラクティックは予防が得意です。筋肉の緊張を緩め、背骨や骨盤の関節を矯正し、自律神経の交感神経優位状態を抑制していくことで、身体のバランスを保てるように日々調整しております。当院でも多くの方がこの考えに賛同して下さり、大体月1~2回のペースで身体の調整を行うと、非常に身体の調整がしやすくなり、症状の早期発見と改善に繋がっています。

 身体の痛みを感じてから何か対策を始めるより、日頃からの身体のケアをしてご自身の身体をしっかり把握して、長く良い状態になるようにしていきましょう。

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