腰の痛み
長年の腰の痛み、繰り返すぎっくり腰、原因不明の腰痛など色々な腰の痛みでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。ぎっくり腰ならば早くこの痛みをとってほしい」「腰の痛みなら治してほしい」と多くの方が思うところであり「一瞬で痛みや悩みがパっととれる」薬や施術を追い求める部分でありますが、それはやはり私が言うのも変ですが虫の良すぎる話です。
「何で痛くなったかわからない」「何もしていない」と悩んでしまい、腰を治すために色々な病院や接骨院や手技療法、薬や注射はてまでは怪しげや施術にまで頼ってしまう人もいますが、やはり腰を治すためには相当な労力が必要になります。
可能なら治す労力より、痛くならないために予防する努力「防腰対策」をした方が圧倒的に楽なものです。しかもそれこそ本当の意味での治療でもあり、それはいつ始めても問題ありません。究極的に言えばぎっくり腰になったその瞬間からでもいいですし、慢性的な腰の痛みに悩まされているときにもできますし、今は全く腰に痛みを不安が無い時にでも始めていただいてもかまいません。
これまで多くのぎっくり腰や腰の痛みを抱えている方をみてきましたが、改善する方しない方、繰り返す方繰り返さない方の違いがはっきりしています。それはこの「防腰対策」をするかしないかにあり呂と思います。
痛みを繰り返す方は「治す」ことだけを行います。早く治したい気持ちは充分理解できますが、だからと言って腰の痛みが無くなればあるいは治れば、また普通に腰に負担のかかる生活をしてしまいそうしてしばらくすると、腰が痛くなり再来院をして、また繰り返していくものです。
繰り返していると「昔はすぐに治った」「これくらいひどい時に比べれば大丈夫」など過去の経験からくる過信をもってしまうのです。しかし、現実は何度も繰り返していればひどくなるの当然だし、回復も遅くなります。治す労力は以前よりも何倍もかかってしまいますが、本人は昔の記憶のままなので「何で治らない！」と憤慨しますます悪循環に陥ってしまいます。
例えれば体重を減らすことと一緒かもしれません。ダイエットよりもリバウンドしない身体つくりでしょうか。確かに瞬間的な体重の減少は少ないでしょうが、長期的にしかも健康的に体重の減少ができ、かつ長く適正な体重を保つことに繋がります。
目先のことも大事ですが、本当に大事なことは長い目で考えてあげることです。ましてや身体のことならば予防していくのが一番と思います。日常生活から習慣からお身体と向き合い腰の痛みと決別して長く健康な体になるように防腰対策をしていきましょう。
