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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 自分で揉まない。押さない。叩かない。

自分で揉まない。押さない。叩かない。

 ご自身で肩や腰を揉んだり押したり叩いたりすることはおススメできません。ついやり過ぎたり強く行うことで痛めたり悪くなったり治りを遅くすることもあります。行いたい気持ちはわかりますが、ぜひご自身で行わずプロにご相談ください。

 日本には昔から「肩たたき」という文化があります。「母さん♪お肩をたたきましょう♪」という歌もあるように、小さい時には「肩たたき券」というものを作り子供が親や祖父母に渡して行っていました。これは子供が親に対する愛情表現として素晴らしいものですが、それはそれだけにして、大人になったらぜひ行わないでほしい行動になるのです。

 肩や腰が痛い時、気になる箇所はついトントンとしてしまう気持ちはわかります。気になるから何かしておきたいのでしょうし、叩くことで刺激を与え痛みを少しでも紛らわせようとしたいのは充分理解できます。

 しかし身体に刺激を与えるときは特に慎重に行わなければなりません。当院でも施術を行う際は丁寧な施術を心掛けお客様に負担をかけないように「お客様に痛いこと。強いこと。我慢をするような施術は行わない」ようにしております。

 身体には強い刺激は逆効果になることが多く悪くなることもあり得るからです。いわゆる「揉み返し」と言うのも身体の反応としては絶対的に避けることが難しいのですが、それでも強い施術を行われた際に出ることが多いです。お客様からも「昔施術で強く押されて後に痛くなったことがあるから強い施術はしないで」と言われることがあります。確かに揉み返しにはその傾向が見られます。だからこそ当院では強い施術をしないことを実施しております。

 中には「強い施術が好き」とか「強い施術じゃないと効果が無い」と思われる方もいますが、お勧めできません。確かに強い施術は「痛気持ちい」という感じがして楽になるような感覚が得られますが、それでも痛気持ちいう感覚でも身体にとっては負担となってしまっています。どうしても「良薬は口に苦し」という言葉もあるように強い施術が効果があるように感じますが、ほとんどは身体を痛めることになってしまいます。

 年間では何人か「自分で揉んだり押したり叩いたりして痛くなった」という方がいらっしゃいます。ご自身でついつい揉んだり押したり叩いたりするとどうしても強く行う傾向があり、最初は軽く行っていても段々と強く行うようになったり、中には器具を使ってグイグイと行うようになったり、ひどい時には小さい子供を乗せて押すようにさせたりする人もいらっしゃいます。

 気持ちは充分に理解しますが、揉んだり押したり叩いたりなど強く行うことは百害あって一利なしと思っていただいても良いくらいです。肩や腰が気になる時はご自身で行わずぜひプロにご相談ください。

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