今住宅業界では、中古住宅のリフォームが盛んにおこなわれています。住んでいる家も何十年も経てば色々なところに問題が生じ始めて、リフォームをすることにより、またその先も長くその住宅で暮らせるようになります。リフォームを行うことは住宅だけではなく、人間も身体にも必要なものであり、住宅がリフォームを行うのならば、人間の身体もリフォームをしていくべきです。
人間の身体は20代ではあまり身体の問題が起こることはありません。しかし30代40代になるとやはり身体にもいろいろ問題が起こってきます。あまり何十年と身体に問題が起こっていないとどうしても「大丈夫だろう」「健康で丈夫だし」「病気とか怪我とかしていないし」と思いがちになってしまうものですが、身体も30年40年と経っていれば知らず知らずに問題が起こり始めます。
それが首や肩や腰や膝などの痛みとなって現れます。それでも「何もしていないのに」「原因がわからない」「痛くなるのがわからない」とおっしゃる方は少なくありません。以前に「自分の身体を築年数と考えてみてください」と書きましたが、まさに何もしていないくても人間の身体も言葉は悪いですが「劣化」していくものです。
住宅にリフォームを行うならば人間の身体もリフォームすべきなのです。それも痛みという問題が起こってから治すという補修作業だけで済ますのではなく、これからのために、まだ何十年も自分の身体を健康に使うために、身体のリフォームをすべきなのです。
では身体のリフォームとは何をすればいいのでしょうか?そのリフォームとはいくつかあります。皆さんがよくされていることでわかりやすいのが「人間ドック」です。これは企業や自治体などでも健康診断などを行い、身体の内部や脳や内臓などを早期発見することでチェックしていくものであり、とても大事なものです。
次に「トレーニング」です。人間の身体は転がる石であり、自分では気づかない程度にゆっくり筋力が衰えていくのです。ある程度の年齢になると、走る時に肉離れをしたり、投げる時に肩が痛くなったりなどしてしまうこともあり、トレーニングをして筋力を高めることも立派なリフォームと言えます。
そして「身体の手入れ」です。これは身体に溜まっている疲労を取ったり、身体のバランスをとったり、普段動かし切れていない関節を滑らかに動かせるように、カイロプラクティックや整体などをして身体の手入れをしていくことも必要になります。
いずれも身体の手入れをして、これからのために行っていくものです。痛くなって問題になってから治すよりも、痛くなる前に早期発見して問題にならないように手を加えていくものです。
ぜひお身体のことで気になることがあればご相談ください。