美味しい料理を作って食べた後はそのままゆっくりしていたいものですが、料理を作った後大変なのは皿を洗うことです。(お皿を洗うことが好きな方もいますが)お皿を洗うことを面倒くさいと思う方は少なくありません。ただし、料理を食べた後にお皿を洗っておかないと次のご飯が大変になりますので、お皿を洗う方が良いです。
それと同じように使って縮みこんだ筋肉は緩めておかないと次が大変になります。
ジムで運動をしている方、筋トレブームで筋トレをしている方、ジョギングやロードバイクで自転車を漕いでいる方もトレーニングや運動、筋トレは熱心に行うのですが、運動後、案外使った筋肉や身体をそのまま放っておいてしまう方が少なくありません。
なかには「寝れば疲れは取れる。」「お風呂に入れば充分」とおっしゃる方もいらっしゃいます。それは10代、20代ならばまだ良いのかもしれませんが、段々と年齢を重ねていった状態になると、なかなか筋肉の疲労や緊張している筋肉はそのままになり、なかなか「疲れが取れない」「関節が痛い」などに繋がってしまいます。
それはトレーニング以外でも言えます。人間は生活をすれば疲れます。疲れと言うのは何が疲れているのかというと筋肉が疲れるのです。
生活の中で色々な行動やストレスなどを受けて筋肉が緊張すると同時に疲労します。疲れると言うことは筋肉は緊張短縮を起こしているのです。ようは縮みこみ固まっているのです。
縮みこんで固まっている筋肉はそのままお風呂に入ったり、何もしないで寝てしまっていては縮みこみ固まったままです。使ったお皿を洗うように、使った筋肉は緩めましょう。
いちばん簡単でご自身でできるのはやはり「ストレッチ」です。使った筋肉を中心にストレッチを行いましょう。ストレッチも動的、静的ともに行うのが大切です。
例えば筋トレとして一番簡単なスクワットをした場合に一番よくつかわれるのがお尻の筋肉の「大殿筋」になります。
大殿筋は骨盤の真ん中にある仙骨の側面から股関節の外側にくっついています。ですから動的ストレッチの場合は股関節を中心によく動かすのが一つですし、静的ストレッチならば足関節を胸の方に抱えるように持ちながらお尻を伸ばしていきます。動的や性的ストレッチを何回か繰り返しながらお尻の筋肉が縮みこんで固まらないようにしておきましょう。
筋肉は使うこと、鍛えることはとても大切ですが、それで終わらずにちゃんと緩めることをしっかり行っておきましょう。それは使ったお皿は洗うのと一緒です。そうでないと段々と疲れがたまってきてしまいます。
身体の疲れが気になる方はぜひご相談ください。