新型コロナウィルス対策として世界ではもはやワクチン接種が必須となり、今では国内も３回目接種が基本となっています。海外はノーマスクでイベントや外食なども解禁していますが、それでも前提は３回目接種をしていないと、そういう所に行くこともできません。ワクチン接種が毎年のように行うのが今のところ対策として有効なのではないでしょうか。
ワクチン接種というと多くの方が気にされるのが「副反応」と呼ばれる現象です。中には「副反応が怖いからワクチン接種をしない」という方も少なくありません。確かに副反応は怖いと思うのは致し方ないです。高熱が出たり、ダルさが出たりすると考えれば嫌な気持ちになるのは当然でしょう。
しかし副反応というのも身体の反応としては自然な事です。今まで身体に無かったもの(ワクチン)が体内で異物として認識されるので、身体の免疫反応としては当然攻撃対象になります。そのために血液をたくさん生産して熱を高めるのは当然です。身体を守るために熱を高めているだけなのですが、本人としてはその熱が出ることが辛いので嫌がってしまいます。
私の行っているカイロプラクティックの施術で言えば似た様なものが「揉み返し」かもしれません。揉み返しとは手技療法を受けた後や次の日に、だるくなったり痛みを感じたりすることがある現象を指します。特にその手技療法を初めて受けた後に揉み返しが出る傾向があり、初めてのお客様には必ず「揉み返し」の説明は行うようにしています。
もしも揉み返しの説明を受けていなければ「施術で悪くなった」や「施術で痛くなった」など勘違いをさてしまうことにも繋がります。
お客様の中には「揉み返し」が分かりづらければ「筋肉痛みたいなもの」と表現することもあります。揉み返しよりは筋肉痛の方が多くの方が聞きなじみがあるので「普段運動していない人がいきなり運動した後次の日筋肉痛になることありますよね。それに近いものです」と説明します。そうすると結構イメージしやすいみたいです。
副反応や揉み返し、筋肉痛などが出ないに越したことはありません。出ない方が楽に決まってます。だからと言って副反応が出るのも人間としては当然の反応なのですから、そんなに気にする必要は無いのです。
副反応が怖い気持ちは理解できますが、風評や憶測に惑わされずレッテルや噂ばかりを気にしないで正しく理解して正しく向き合うことが大切です。
江東区亀戸にある藤かめいど整体院でも揉み返しはなるべく出ないように施術を行いますが、揉み返しがあることはご理解いただきたいと思います。
