肩こりや腰痛などの身体の痛みから、病院など医療機関で「特に問題ない」と言われたが痛みが気になることや、なかなか他人にはわかりづらい悩みなどお身体のことで問題を抱えることがあります。もしも、この問題にはこの特効薬と決まっているものでもあればそれで済むのかもしれませんが、身体の痛みや悩みについては多種多様存在し、一概にこうすればいいということはありません。
では、痛みに対してどのようにすればいいのか？というとナンダカンダ言って、人間の自然治癒力が高めるのが一番になります。しかし、言い方を変えれば風邪をひいて治すのも実は薬もそうですが、結局は風邪自体のウィルスを薬はやっつけるのではなく、身体の熱を高め、免疫機能を向上させ、身体の自然治癒力を上げて退治しているに過ぎません。全ての問題は自分の自然治癒力を高い状態にあげられるかどうかかもしれません。つまり痛い時は「負担＞治癒力」であり、よい時は「負担＜治癒力」とも言えます。そこで、自然治癒力を高めるためには身体のケアやメンテナンス、手入れが大事になります。
身体の手入れをすることは簡単にいえば「部屋の掃除」と一緒です。部屋の掃除は汚れたから掃除をすることがありません。（たまにはあるかもしれませんが）汚れないうちに、毎日きれいに掃除します。ましてや普段では何かあれば整理整頓して、キレイな状態を維持するために掃除をします。何もしなければちりやほこりが溜まり、片づけなければ汚いままです。放っておけば汚れがこびりついて、取るのも一苦労です。毎日きれいな状態でも少しずつでも掃除してあげればその状態が維持できますし、ちょっとサボったとしても放っておかず、磨いてあげれば元に戻ります。
人間は生活すれば「疲労」をします。若いうちは「寝りゃ元気」かもしれません。また、年齢的な問題も必ず起こります。「自分はまだまだ大丈夫」「痛くなったことが無い」などおっしゃる方も非常に多いです。しかし、身体の中の時計は確実に進み、疲労や年齢的な老化は起こりうるのです。だからこそ、部屋の掃除と同じように身体の手入れをして、長くよい状態が続くようにしていかなければ、部屋が汚れるのと一緒です。「何もしてないのに、痛くなってきた」というのは「掃除をしていないから部屋が汚くなった」と同じかもしれません。
だからこそ、身体に「手」を入れてあげるのです。手を入れてあげることで、自分の色々な問題を早期発見できたり、また疲労を早く取ることが可能になります。カイロプラクティックは身体の手入れができます。背骨や骨盤の調整をして、身体のバランスを整えたり、筋肉などもしっかり緩めて行えば疲労も早く改善できます。疲労したり、痛みが伴っている身体は筋肉の緊張短縮が起こっているので、筋肉自体が硬くなったり、背骨や骨盤の動きも悪くなっています。違う言い方をすれば、筋肉自体が緩んでいる身体や背骨や骨盤が正しいバランスで動いていれば悪くなることも少ないものです。
人間は「疲労→違和感→痛み」という流れがあります。痛くなってから治療をするのではなく、普段からよい状態の時にでも身体の手入れをして、長く健康でいられるようになりましょう。
