暑い日が続きます。暑い日が続けば身体はその暑さだけでも体力が奪われ疲れも感じやすくなります。
そして、日常で活動をすればこの暑さから逃れる為にクーラーは欠かせませんが、そのクーラーの効いた空間にいることで今度は身体の冷えという問題になったり、またその空間と暑い外気との出入りなどを繰り返すことで身体の調子も崩れやすくなります。夜には熱帯夜や寝苦しい夜などで寝不足になってしまうことで、回復もなかなか進みません。
この季節はこれら暑さによる疲れ、寝不足、クーラーによる冷え、不調など身体にとっても辛い季節になります。
全身のダルさや疲れまたは肩こりや腰痛、足のむくみや吊る感じなど身体の不調を訴えてしまうことも多くなり、そのような時、身体は緊張状態に陥っています。身体が緊張状態とは自律神経の交感神経が優位状態になることで、身体は全身の問題を訴えてしまいます。
そのような身体の不調から脱出するには素早く身体の緊張を抑制することが大切です。その緊張を抑制する一つにカイロプラクティックがあります。カイロプラクティックは背骨や骨盤の関節を介して、アジャストメントを行うことで、自律神経を刺激し、お身体の過緊張を抑制する効果があります。
また、身体の緊張というのは筋肉に非常に現れます。よく皆さんがおっしゃる「コリ」や「ハリ」のことです。筋肉を構成する筋線維は本来伸び縮みすることで力を発揮するものですが、緊張状態には筋肉の線維がギュッと集まったかのように縮みこんでしまっています。
筋肉の線維が縮みこんでいると無意識に力が入ってしまっているのと同じ状態ですから、触った感じとしては凝っているような張っているような状態に感じます。
コリ感や張り感だけでも本来なら問題になるのですが、この状態が続いていたり、慢性化している方では問題視することも少なくなってしまいます。
「いつもこんなもんだよ」中には「硬いでしょ」と自慢する人も見かけます。しかし、このコリ感がやはり、痛みや疲れの原因に繋がるので、しっかりと緊張を抑制していくことをおススメします。
当院で行っているカイロプラクティックのテクニックの一つにトリガーポイントテクニックというものがあります。トリガーポイントテクニックとは筋肉内に生まれるトリガーポイントという痛みを生み出すポイントを取り除くために生まれたテクニックです。
緊張状態に陥った筋肉は関連痛や放散痛などの痛みを飛ばすこと(これが痛みの引き金を引くという意味でトリガー=引き金と名づけられました)が特徴にあげられます。
ですから、本来ならば痛みが出ることでそれを取り除くものですが、このテクニックを応用して、緊張状態の筋肉でも痛みが生まれる前にしっかりとこのテクニックを用いることで、「緊張→疲れ→違和感→痛み」という流れを未然に予防ができたり、からだの疲労を除去することに繋がります。
これからは特に夏の疲れも重なってきます。お身体のことが気になる方はぜひ江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。