身体にとって一番大事なのは「予防」であり、「手入れ」です。予防や手入れが出来ている方は悪くなりづらいものです。
「長年の肩コリがひどくて、頭痛や腕がしびれる」
「繰り返してしまうぎっくり腰で腰痛に悩まされている」
「原因がわからなくて、病院で検査したけど、とくに問題ない」など言われ、薬や湿布だけで済まされてしまう」
などなど、お身体の悩みや痛みで色々ありますが、身体の改善はシンプルに考えるといいと思います。
例えばぎっくり腰になったとしても行うことは大きく言えば「痛んでいる個所への負担を減らす事」と「回復を促進させること」の2つのみです。
ぎっくり腰に対して痛くなる行動、姿勢を避けるという腰への負担を減らす行動をとるようにお願いしています。
顔を洗う時に屈んで痛ければタオルを濡らして、顔を拭けば屈む事が無くなるので、腰への負担が減り損傷が拡大しません。また、床に落ちているものを拾おうとするならば、手をついて、なるべく屈まないようにしたり、誰かほかの人に拾ってもらったりするのです。
回復を促進させるには、しっかり睡眠をとることも大事ですが、ただ、寝続けていると今度は組織の膠着が起こりますから、大事にしすぎず、早く痛くない範囲で腰を動かしていきます。
あまりにも安静が強過ぎると、痛みは治まるかもしれませんが、今度は動かす時に痛くなるので、以前は何でも「安静第一」だったのですが、現在では早期に患部を無理ない範囲で動かして、機能の低下を防ぎ、早く社会復帰できるように目指します。
もちろん、これら以外にも「ぎっくり腰」の時に行ってほしいことがありますが、行うことは「負担を減らす」と「回復を上げる」の2つの行為は言ってしまうと、腰が痛くない状態の時にも行ってほしいのです。
つまり、普段から「負担を減らす=予防」と「回復を上げる=手入れ」ができていることで、今度は痛くなりづらくなったり、たとえ、痛くなったとしても以前のような悪い状態にならず、早く回復することができるのです。
これは何もギックリ腰だけに当てはまるものではありません。単純に肩こりや膝の痛み、疲れや脚のむくみなどでも当てはまることなです。確かに、痛くなって、パッと整体して、パッとよくなれば理想かもしれません。しかし、現実的にはほとんどありえません。頭では理解できてもなかなか難しいのかもしれません。
実際に根本から改善されている方は「予防」や「手入れ」が出来ている方が多いものです。普段から「予防」「手入れ」して、痛くなることを避ける。
例え調子が良くない時でも、ますます悪化させないために「予防」して「手入れ」して早く回復を促進する。そして、普段から「予防」「手入れ」をすることでいい好循環を身体に長く起こすことで、5年後も10年後も永く健康でいられる秘訣になります。
しっかり「予防」「手入れ」をして、悪い状態から早く脱却し、いい状態を長く続けられるように取り組みましょう。気になることがあれば江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。