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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > やはり日々の生活が大事。

やはり日々の生活が大事。

 身体の健康はやはり日々の生活習慣が一番大事です。日々の生活習慣からの見直しを行わなければ根本的な解決にならなかったり、痛みを再発させたり、長くよくなることは難しいものです。その場限りの治療を行えば、確かに痛みは引いたり、治ったりするかもしれませんが、また半年後や来年にはまた痛くなったりします。繰り返す痛みは知らず知らず悪化してしまうし、年齢を重ねれば重ねるほど回復力も落ちていきます。そうなると痛みの悪循環にはまってしまい、抜け出せづらくなります。日々の生活習慣を変えたり、正したりするのは少し面倒くさいかもしれませんが、「これから」のためにしっかりと改善していきましょう。

 毎年、ぎっくり腰や長年腰痛に悩んでる人がたくさんいらっしゃいます。お話を伺っていると、いかにも「痛みに慣れてしまっている」ような話し方をされています。「こんなの、よくありますよ」「ひどい時よりはマシかな」「これくらいどうってことはない」など、さも毎年の恒例行事くらいの感覚になってしまい、感覚が少しマヒしているようかの言い方です。

 しかし、腰の痛みは正直言えば毎年違うはずです。単純に私たちは「腰が痛い」としか捉えていませんが、腰の痛みも筋肉なのか筋膜なのか、椎間板なのか、関節なのかまたそれ以外か詳しくはわからないことが多いのですが、しかし、感覚は「腰が痛い」としか思いませんので、「あ~またこの痛みか」と思いがちになります。もし、同じ痛みだとしても、同じ場所を痛めたとしても、以前と同じならば残念ながら悪くなっているはずです。同じ場所だから同じ痛みだから問題ないとは言えません。むしろ同じ場所なら悪くなるのが普通です。それだけその組織の場所は脆くなっているからです。しかし、変に慣れてしまっているとそれに気づかなくなってしまい、判断を誤りがちになってしまいます。

 また仮に以前痛めたものと一緒だとします。しかし、あなたの身体は年齢を重ねているとすれば、当然年齢の文だけ回復力は落ちています。特に40代を超えていれば20代、30代とは違い身体もガラッと変わっていきます。しかし、頭の中がいつまでも「まだ若い」「こんくらい大丈夫」と思っていると、同じように回復しない現状が訪れると、イライラしてしまい、余計回復が遅れてしまいます。

 気持ち的にはいつまでも若いと思うのは私も一緒なので(笑)そこは理解できますが、しかし現実はしっかりと見つめなければならないと思います。

 体の悩みが一瞬で全て片付くような魔法は存在しません。最初は大変かもしれませんが、しっかりと「これから」のために、今から日々の生活を見直し、身体の改善を図り、長く良好な身体を作っていきましょう。

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