長く慢性的に腰の痛みでお困りの方や、何度も繰り返すぎっくり腰でお悩みの方も今の痛みを治すだけよりもその腰の痛みの原因や問題を根本から見直して、2度と腰が痛くならないように改善していくことをしてみてはいかがでしょうか。
ほとんどの腰痛は原因が不明と言われておりますが、一つ言えることは「いきなり腰が痛くなることはほとんどない」ということです。「朝起きたら、腰が痛くて立てなくなった」とか「何気なく下のものを拾おうとしたときに動けなくなった」とか「座っていたら段々と腰が痛くなってきた」などおっしゃる方が多いのですが、多くは「忍び寄る痛み」なのです。
いきなり腰が痛くなるためには、それ相当の力が腰にかからなければなりません。日常生活では交通事故にでも遭わない限り、そこまでの力が腰にかかるということは少ないものです。しかし、忍び寄る痛みは少しずつ、腰に近づいています。ちょっとしたことを少しずつ重ねていって、いつもなら問題のないことでも、知らず知らず負担となっていては「ある日、突然・・」となっても不思議ではありません。
しかし、多くの方が「何もしていないのに・・」「重いものを持っていないのに・・」「昔ならこれくらいすぐに治ったんだけど・・」と起きている現状と向き合おうとしていません。
腰の痛みには忍び寄る痛みを自覚して、理解していくしかありません。
腰の痛みに対して、治療というと、整形外科言ってレントゲン撮って、薬か湿布をもらうか、接骨院に行って、電気を当ててコルセットを巻いて痛みが治まるのを待つか、病院などにはいかず家で安静にして寝てるという方が多いのですが、それではやはり痛みに対しての対処療法に終始してしまうので、半年後や1年後にはまた腰の痛みが再びやってきてしまいます。
確かに、若いうちや時間が無かったりする時には対処療法も仕方がないかもしれません。しかし、それもいつかは根本から見直していくことが大切です。だからこそ、しっかりと腰の痛みと向き合って、腰の痛みとなる原因と問題をしっかり考えていかなければなりません。
腰の痛みの原因と問題はその人それぞれに違います。一律にこれが原因。これが問題。というのはありません。画一的に治療していると、やはりしっかりとした改善ができません。
それぞれお一人お一人のお身体の状況や経緯などもカウンセリングなどもしっかり行い、身体の筋肉や関節、背骨や骨盤などの調整をしながら痛くならないための身体の改善をしていくことで、その人に合った腰痛改善が図ることができます。
腰の痛みは大変つらいものですが、しっかりと身体の改善を図り、腰痛に2度とならないようにしていきましょう。