腰が痛いから病院に行ってレントゲン撮って「ヘルニアですね」「骨と骨の間が狭いですね」と言われ、薬や湿布を出されたり、病院で電気治療をしているがよくならないというのはよくある話です。それは腰の痛みに関して間違った治療方法を取っていることがあります。
病院で治療できるのは基本的に構造的に問題が起きている腰痛(骨由来の問題)であります。しかし、多くの腰痛が構造的に起こるというよりは「機能的」に問題になっていることがほとんどなのです。だからこそ、「病院に行ってもよくならない」という方も多くみられるのです。また、骨由来であっても、症状が機能的に問題になっていれば軽減ができます。
だからこそ腰痛の問題や悩みは治すというよりは、身体を磨いたりきれいに掃除するイメージの方が改善が進みます。しかも自然な身体の回復力で充分に期待できます。それはいかに身体にかかる「負担」と身体が「回復」する力のバランスを整えるこでが、自然な回復する力を高めることが重要なのです。
若い内にはまだまだ回復力があるので「負担<回復」でしょうが、段々と回復力が低下していけば「負担>回復」になり、それが数年経っていると、回復しきれなくなり「朝起きる時に腰が痛くなり動けなくなった」「立ち上がろうとする時に腰が痛くなり固まった」「座っているときに腰が痛くなる」など日常生活の普通の時に腰が痛くなったり、ぎっくり腰に繋がったりします。
腰の痛みがなかなか治らないと、対処療法に終わったり、何年後かには繰り返したり、慢性化したりします。お終いには「腰痛歴長いから」「この痛みにも慣れているよ」など諦めてしまうような「この痛みにもうまく付き合ってるよ」など言って、放っておいてしまう人も多いです。
それはもったいない話です。腰の痛みやぎっくり腰の多くは「負担>回復」の蓄積ですから、普通の生活を少し見直しするだけで身体は変わります。むしろ自分で腰の痛みを作っているくらいですから、「負担>回復」を「負担<回復」に変えていけばまだまだ腰の改善は可能です。気になる方はぜひ色々ご相談ください。
普段の生活で起こる「負担」を減らし、落ちていく「回復」を上げて、負担>回復から負担<回復になる身体に変えて、2度と痛くならない身体に変えていきましょう。カイロプラクティックは人間の自然治癒力を利用し、改善していきます。落ちていく回復する力をしっかり手入れして身体の改善をしていきましょう。