首の痛みや肩こり、腰の痛みや座骨神経痛などお身体の痛みや悩みでお困りの方がいらっしゃいます。特に身体の問題は年齢を重ねれば重ねるほど悩みや痛みは出てきやすくなります。
「こんなの寝れば治ったのに・・」
「昔は薬飲めば良くなったよ」
「前みたいにスパッと良くならないんだよね」
などなど、年齢と共に痛みや悩みが増え、かつなかなか治らないことに憤り、なかには改善することも諦めてしまう方もいらっしゃいます。
「どうせ治らないんでしょ?」
「年だからもう無理なんでしょ?」
「若い時は良かった」
どうしても痛みや悩みが無い時を思い浮かべて比較したり、若い頃みたいになかなか回復しないことに諦めてしまうようなことをおっしゃりますがしかし、これだけはハッキリ言えます。年齢を理由に回復を諦める必要はありません。まだまだ色々な部分で回復することはたくさんあります。
もちろん、若い時と同じように考えるのは少し違います。どうしても頭の中が全盛期の若いころを求めてしまうのは否定ができません(私も人のことが言えないときがありますので(笑))しかし、それと改善しないことは別な話です。考え方を切り替えていけばまだまだ改善できる余地はたくさんあります。しっかりと取り組んでいけばいいのです。
それは近年身体のことで分かってきていることが増えているからです。身体の仕組みや構造も詳しくわかってきているようになりましたし、身体に関するトレーニングも身体のケアもリハビリもどんどん進化していって、昔や以前はできなかったことがどんどんできるようになっているからです。
ありがちな話ですが「今は年配の方でも筋トレをちゃんとすれば筋肉は増えることが分かっています。昔は「年だから・・」「若くないから」と言って行っていなかっただけですが、今はしっかりトレーニングをすれば高齢の方でも年配の方でも筋肉はつきますし、身体も変わります。昔とは考え方が変わっているのです。スポーツ選手もベテラン選手の活躍が増えています。それはトレーニングと身体のケアがどんどん進化していって、肉体の老化を防ぐことができるのです。
昔の考え方に縛られていたり、以前の良い時を羨ましく思ったり、現状を憂い嘆きたくなる気持ちは理解できますが、せっかく身体の改善ができるのに、いつまでもそこにとどまっていてはもったいない話です。年齢によって改善を諦めるのはただの言い訳にしか過ぎません。まだまだお身体の改善は可能なのです。
極論でいえば何もしない30代、40代より、やる気のある70代、80代の方が全然回復の見込みがあるくらいです。お身体のことで年齢を理由に諦めないでほしいです。まだまだ改善できることはたくさんあります。