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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 昔からの考え方を変えていきましょう。

昔からの考え方を変えていきましょう。

 身体に関する情報や知識は常に変化しております。「昨日の常識は非常識」とでも思える位身体に関する検査や研究の技術が進みどんどん進化しているものであります。しかし、お身体の痛みや悩みを抱えている方には昔に教わった知識や以前に知った情報に縛られている人も少なくありません。

 そのせいか、間違ったままの情報や今では違っている知識をそのままにしてしまって悪い状態のままでいて改善の機会を逃してしまっていることがあります。

 例えていえば平成が終わろうとしている時代に擦り傷をして赤チンを塗っているようなものです。確かに昔の子供たちは膝とか肘とかの傷に対して赤チンと呼ばれる薬を塗っていたせいで、膝や肘が赤くなっていたものです。しかし今ではあまりそういう子供は見られません。(私の子供のころはオキシドールで黄色くなったですが)

 「昔はこうだった」「以前はからこうしてきた」とこだわりを持つことは大事ですが、その考えに縛られてしまい、新しくわかってきたことや優位な情報を知らないのは非常にもったいない話です。

 多くの方がお悩みの腰の痛みなども昔とは考え方が違っていて、お客様のカウンセリングをしていると昔の知識のまま悪い状態でいる方が少なくありません。

 例えば「体重が重いと腰が痛くなる」「だから痩せないと腰の痛みは良くならない」とおっしゃっている人が時折見られますが、昔からよく言われていることなのでこのことを信じ腰の痛みの改善を諦めてしまっている感じがあります。しかしはっきり言えば・・

「体重の重さと腰の痛みには因果関係はありません」

 ・・とはっきりと言えなます。確かに重い体重が腰への負担をかけそうな気がしますが、腰自体は人間の重い体重でも充分支えられるくらいの強度を持っており「重い体重=腰痛」という図式は今ではほとんどありません。

 もしもそれが今でも考えられるなら、大相撲界は崩壊しているでしょうし、体重の軽い女性は腰の痛みになる確率は少ないものですが、現実は体重の重い人でも軽い人でも腰の痛みを起こすので、体重の重い人が腰痛になるというのは昔から言われていますが現実的ではありません。そのような根も葉もない話は昔からたくさんありその話を今でも信じてしまうと非常にもったいない話です。

 新しくわかってきたことや身体に関する知識は日々アップデートされています。昔の考え方に縛られずできることはたくさん増えていますので、お身体の問題や悩みをそのまま放っておかずに、しっかりと新しい情報や知識を得て、身体を良い方向に改善していきましょう。江東区亀戸にある藤かめいど整体院では丁寧に身体の説明をしてまいります。

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