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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 関節の柔軟性をつけていく。

関節の柔軟性をつけていく。

 肩こりや腰痛など身体の痛みや悩みを抱えている方の多くは関節の柔軟性が低下していることが少なくありません。関節の柔軟性低下とは首や肩、腰などにある骨と骨を繋いでいる関節と呼ばれる部分が本来ある可動域の通りに動いておらず、小さい動きのままでいることです。

 小さい動きだけでは痛くなることは少ないし、日常生活では不便もありませんが、身体は柔軟性が低くなればなるほど筋肉自体は緊張しているので痛みを発したり、その筋肉が伸び縮みすることで関節を引っ張るので付着部が関節炎を起こしやすくなります。

 身体を守るためにも身体の関節はしっかりと可動域を保ち柔軟性を低下させないようにしておくべきです。

 柔軟性の低下する多くの要因は「何もしていない」ことです。関節の柔軟性というのは非常に衰えやすいもので、何もしなければどんどんと低下するのが通常です。「何もしていない」と「悪くならない」と考えてしまいがちなものですが、「何もしない=悪くなる」と考えても良いくらいです。

 では関節の柔軟性はどうやってつけていくべきか。多くの人が勘違いするのが「ストレッチすればいい」と考えがちですが伸ばすだけでは柔軟性は生まれません。

 柔軟性というのはそれを繋いでいる筋肉が伸びなければいけないのです。筋肉は伸ばすよりはむしろ筋力トレーニングをするくらい刺激を与えていかないとなかなか伸びないのです。

 伸ばすという刺激より鍛えるという刺激の方がはるかに身体にとっては大きいものです。トレーニングすることによって大量に刺激を与えることで筋肉内に酸素や血液も流入していくことで伸び縮みしやすくなります。

 「トレーニングすると筋肉は固くなる」というをお持ちの方が多いのですが、それはどうしてもトレーニングしている時は筋肉が力が入ってカチカチなイメージがあるのでそういうイメージになるのでしょうが。

 それは全くの誤解であり、筋トレをしてる方の方が筋肉の弾力があり、柔らかいものです。ボディビルを行っている人の身体の筋肉の弾力性や柔軟性は素晴らしいものです。しっかりと筋肉を鍛える位動かしてほしいものです。

 そして柔軟性のもう一つ大事なことが「関節の遊び」になります。関節には2種類の運動範囲があり自動運動と他動運動と言うものです。これは自らの意志で動かせる範囲の運動を自動運動といい、そこからもう少し動かせる関節の範囲が他動運動があります。

自分で動かせる範囲からもう少し動かせる部分を関節の遊びと呼びこの関節の遊びがあるからこそ関節はしなやかに動くのです。カイロプラクティックはこの関節の遊びを作るテクニックがあるからこそ、身体の問題に対処できるのです。

 関節の柔軟性の低下を防ぐには筋肉をトレーニングしてと関節の遊びをしっかりと確保して身体を守っていきましょう。

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