人間にとって一番の恐怖と言うのは「敵の正体がわからない」ことです。
「どれだけのものなのか?」
「どれだけの被害をもたらすものなのか?」
「どれだけ問題になるのか?」
「どうすれば解決するのか?」
わからない敵と言うものは脅威であり、わかっている敵というのは案外は組みやすいものです。昔の言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。
まさに「敵を知る」ということができれば何にでも優位に立てるものであり、とても大切なことが昔の人も考えていてそれは現代でも当てはまるものなのです。
カイロプラクティックの施術を行う当整体院としても「正しく恐れましょう」とお客様にお話しすることがあります。
痛みや悩みの原因や問題点がわらなくて困ってしまい、来院される方が多いのですが、「治したい」と思う気持ちに応えていくのと同時に「敵の正体」も丁寧に説明して納得いくようにしています。
ただ「痛い」「良くなった」だけでは繰り返しになってしまいますので。わかりやすい例として挙げられるのが「ヘルニア」かもしれません。世の中の多くの方がこの言葉に非常に恐怖を感じています。
「ヘルニアって痛いんでしょ?」
「ヘルニアって治らないんでしょ?」
「ヘルニアになったらどうしよう?」
と思われている方は少なくありません。それこそ2、30年前ならばヘルニアが何なのかもまだわかっておらず、推測の域を出ませんでした。その時のイメージが強くあればやはり恐いもの痛いものとして認識されているのは当然です。
しかし、医療の進歩によりヘルニアの正体も解明されています。もちろんヘルニアも重症のものから軽症の物まであるので一概には言えませんが、それでもそんなにヘルニアと言う言葉に恐怖を抱く必要はなくなりました。やはりそこはヘルニアを知り「正しく恐れる」ということが大事になります。
江東区亀戸にある藤かめいど整体院では根本から見直してお身体の改善を目指します。そのために大事なのは「正しく恐れる」です。
「正しく恐れる」というのは言葉としてはおかしいかもしれませんが、油断なく適切に改善していくということです。理解できても甘く見ては大きな問題になってしまいます。
まさに今新型コロナウィルスの問題が「未知なる敵」として世界中で戦っています。世界中でパンデミックは治まらずなかなか解決の糸口がみえません。
しかし敵の正体が段々とわかってくれば、以前のように何をすればいいのかわからないまま生活するよりは、やることが分かっている方が心に余裕も生まれます。まだまだ大変なことが多いですが「正しく恐れて」しっかりと改善を目指していきましょう。