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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 雪が降って気を付けたいこと。

雪が降って気を付けたいこと。

 今日は関東南部に大雪警報が出ました。雪が降る地方から比べたら大した事のない降雪量ですが、やはり普段雪のあまり降らない関東南部では数センチ雪が積もるだけでも交通量は混乱して、歩道も危なくなります。そこでやはり早め早めに雪かきをする必要があります。

 この後に雨に代わっていくならば雪を溶かしてくれるのでそこまでする必要はないかもしれませんが、今日はこのまま雪が止んで、夜中は気温も下がりますから明日は路面の凍結している恐れがあります。そのため可能な限り雪かきを早めに行って道路などを溶けやすい状況にしておきましょう。早めに行えば雪も踏み固められたりしないので、重たくなくプラスチックのスコップでも充分にできるのではないでしょうか。

 そして気になるのが雪かきの際に怖いのがやはり腰を痛めてしまうことです。以前も東京に雪が降った時、数日後から腰が痛くなってしまったお客様がいました。どうしても雪かきは腰を屈めながら行なってしまいます。腰を屈めるだけでも充分負担がかかるのに、さらに雪を持ったり運んだりしていけば痛くなりますし、またその時間も長くなればそれだけダメージが深刻になってしまいます。

 雪かきから腰を守る方法としては以前も記述しましたがスコップを身体の近くから遠く前側に動かすのではなく、脚を平行に開くのではなく、少し前後に開き開いた脚を横に(右利きであれば右から左に)動かすイメージで行えば腰への負担は少ないので試してみてほしいです。(上手な雪かきの方法ではなくあくまで腰の負担を少なく減らすやり方です)

 そして転倒です。これは次の日の路面の凍結もそうでしょうが、転倒だけは可能な限り避けてほしいです。打ちどころや手のつきどころが悪ければ骨折してまいます。年配者であれば明日は外出を控えるべきです。「私は大丈夫」や「気をつけるから」と言っても限界があります。不意に転んでしまえば、取り返しのつかないことも起こり得ますし、軽い尻もちですら後々、深刻な問題になってしまいます。

 「尻もち」は軽視されがちですが、一つ間違えると事故ともいえるケガになります。軽いものでもいたずらでも行うべきではありません。ひどいものは大腿骨頚部骨折や脊髄損傷になってしまいます。当整体院でも年配のお客様には毎年「雪が降った日やその後2、3日はたとえ予約があってもキャンセルしてください」とお伝えしています。

 雪国の人からみれば「これくらいで・・」と思われますが、やはり慣れていない人間には危険です。久しぶりの雪が降れば少しテンションが上がりますが、しっかり気を付けるところは慎重に油断することなく過ごしましょう。

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