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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 安静にして良いことはほぼありません。

安静にして良いことはほぼありません。

 病院でお医者さんに「安静にしてください」と言われることがありますが、もう今のご時世ではこの言葉は鵜呑みにしないことをおススメします。安静にして良いことはほぼありません。

 動かすと痛いから安静にしてしまいたい気持ちも理解できますが、安静にすればするほど痛みは少なくなるかもしれませんが、今度は治ることや回復することは遅くなるばかりです。安静は止めましょう。

 一昔前、二昔前の医療の基本は「安静」でした。それこそ「昭和の治療」とでも言ってよいかもしれません。安静にすれば痛みが減るのでお医者さんの多くは「お大事に。安静にしてくださいね」ということを言っていました。

 また患者さんもお医者さんの言うことは絶対なので安静にしていたことが多かったです。それはその時代としては仕方のないことでありますが、それはもう過去の話です。

 20世紀も20年過ぎて昭和も令和になっていますから身体の仕組みも医療の常識もどんどん変わっているのです。それは安静にしてよいことはほぼないということです。むしろ安静にすればするほど治りや回復が遅くなることはわかってきているのです。

 痛みが無くなることと治ることは少し違います。「動かすと痛い」から「安静にしておく」ことで「痛く無いから治った」と考えそうですが、安静にしておくとそこの関節の動きが衰えてしまうので、逆に痛みが長引いてしまうのです。

 特に多いのが肩や膝などの関節が「変形してますね」「軟骨が潰れてますね(薄くなってますね)」と言われ「安静にしてくださいね」と言われることが多いのですが、それは逆に安静のせいで痛みがなかなか治らなくなってしまうのです。

 動かすと痛くなってしまう関節の問題に周囲の筋肉の緊張が関係していることがあります。それらの筋肉が疲労し過ぎて動かすときに痛みを感じてしまったり、関節の痛みを周囲の筋肉がかばってしまっていることもありますし、またさらにその痛みをかばうことで緊張させてしまい動かすと痛くなってしまっていることがあります。

 関節の痛みを安静にしてしまうと、治りが遅くなってしまうことがあります。痛いと安静にしてしまいがちですが、その考えは止めていきましょう。首や肩、膝や腰などの関節の痛みで「安静にしてください」と言われた関節にはまだまだ改善の余地は存在します。

 関節の痛みの多くは安静にして治すことを目指すよりは適切に動かしていかなければなりません。例え捻挫や骨折をしたとしてもその捻挫や骨折部位以外は動かしていかないといけません。ぜひ安静は止めましょう。

 江東区亀戸にある藤かめいど整体院では関節の痛みの改善を行っております。きになることがあればぜひご相談ください。

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