2021年江東区亀戸にある藤かめいど整体院は正月、元日から営業いたしました。さらに細かく言えば年末年始の間2週間休まずにカイロプラクティックの施術を続けていました。それはやはり年末年始の忙しくなる期間こそ療術業のできることはたくさんあると考えているからです。
去年から今年にかけて新型コロナウィルスの影響で医療機関もひっ迫し、また個人病院も年末年始は休みを取らざるをえないので、どうしても「ぎっくり腰難民」(とでも呼んでいいかわかりません)が生まれてしまうのが毎年のことであり、今年は尚更その傾向に拍車がかかっておりました。
多くの方のぎっくり腰に関する問い合わせや来院が年末年始にあり、お客様の切実な状況に何とか対応しておりました。
「少し前から腰に違和感を感じたけど、寝れば治ると思い過ごしていたがなかなか良くならない。むしろ悪くなっている」
「さっき腰が痛くなって、何とかしてほしい」
「朝起きたら腰が痛くなっていた。明日から会社に行かなければならないけど、痛みを何とかしたい」
「旦那がさっきぎっくり腰になって、そちらに伺うわけにはいかないが、どうしたらいいのか」
などなど、ぎっくり腰になったばかりの人から段々とぎっくり腰が悪化してきた人、当院には来られないがぎっくり腰に対してどう対処していいかわからず相談の電話をしてきた人など、毎年のように起こるぎっくり腰のお客様の対応に忙しかったものです。
ぎっくり腰に年末年始もありません。ましてやその人の事情にかかわらず、いきなり痛くなって身体の自由を奪ってしまうものです。だからこそぎっくり腰は寝て治ることはありませんので、一刻でも早く悪化する前に改善のための行動をとるべきなのです。
どんなぎっくり腰でも痛みが一瞬で治る施術があれば一番いいのですが、ぎっくり腰に関してそのような都合の良いものはありません。ましてやぎっくり腰の人にできることは限られてしまいます。
だからこそスピーディに改善を進めていかなければなりません。改善を進めるためには一刻でも早く始めた方が回復は早いのです。遅くなればなるほど回復も遅くなってしまいます。
ぎっくり腰だけはいつどこで誰がぎっくり腰になっても不思議はありません。ましてや「ぎっくり腰になったことないからならない」という変な自信をもっているお客様もいらっしゃいますが、ならない根拠は全くありません。それは過信と言ってもいいくらいです。
ぎっくり腰にならないように予防に取り組みながら違和感や痛みが出た時に一刻でも早く改善の行動を始めていきましょう。