• トップページ
  • 当整体院について
  • 料金・コース
  • よくある質問
  • アクセス
トップ > コラム記事一覧 > ぎっくり腰 > ぎっくり腰を早く改善させるためにやってはいけない事。

ぎっくり腰を早く改善させるためにやってはいけない事。

 ぎっくり腰から早く改善させるには、寝ることでも痛み止めを飲むことでも整体を受けることでもありません。大切なことは人間の回復力の邪魔をしないことです。

 人間には自然に治す力があります。自然と回復する能力を案外邪魔してしまい治りが遅くなる人をおみかけします。自然な力は偉大であり副反応もありません。特効薬を求める気持ちは理解できますが、しっかりと身体の治す力を最大限引き出してあげることが大事です。

 そのためにぎっくり腰から早く改善させるためにやってはいけないことに「寝過ぎる」ことです。それは「寝る」ことではなく「寝『過』ぎる」ことが問題になります。

 ぎっくり腰になった時に強い痛みがあり身体を動かすのが大変なので寝ることはとても大切です。寝ることによって組織の回復を促して順調行けば早期の改善が見込めます。しかし「寝過ぎる」ことで回復を悪化させてしまうことがしばしばあります。

 「寝る」ことと「寝過ぎる」ことの何が違うかというと動かさない時間が増えてしまうことです。可能なら6時間位睡眠をとった後はゆっくりでもいいから起き上がってほしいのです。起きる時もとても怖いでしょうし動かすのは大変でしょうが、それでも少しずつ何分もかけていいのでゆっくり負担の少ないように起きてほしいのです。

 もしかするとトイレに行くためにでも無理に起きなければいけないかもしれませんが、ある程度の睡眠のあとは起きてほしいです。それはやはり痛くなった個所が固まってしまうことを防ぐためであります。

 ぎっくり腰の場所はどんどん固まろうとします。ある程度固まるのはいいことなのですが、それがガッチリ固まってしまうと今度は動かすのが大変になります。それこそ今度は動くのに時間がかかって長引いてしまうのです。これは安静も一緒ですが、横になる時間と起きる時間を交互に行ってほしいです。

 可能なら日常生活は1秒でも早く始めるべきなのです。その方が早く復帰できます。動かすのが怖かったり痛いから動かしたくない気持ちはわかりますが、それでも少しずつでもいいので動きましょう。

 それはリハビリの感覚と一緒で、辛いかもしれませんが、無理のない範囲で寝過ぎたりせず日常生活を少しでもいいから始めることです。とくにぎっくり腰になってから最初の3日です。

 この3日さえ何とか過ごしてしまえばある程度のぎっくり腰は改善します。「何週間もぎっくり腰で寝込んでました」というのはあまりにも安静にし過ぎてしまい、回復が遅れた証拠です。

 ぜひぎっくり腰にならないのが一番ですが、もしぎっくり腰になったらあまり寝過ぎないようにしましょう。気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。

ページトップへ戻る