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トップ > コラム記事一覧 > ぎっくり腰 > 治らないぎっくり腰に必要なこと。

治らないぎっくり腰に必要なこと。

「ぎっくり腰がなかなか治らない」

「ぎっくり腰で1週間以上会社を休んだ」

「何度もぎっくり腰を繰り返してしまう」

などなどぎっくり腰になってからの改善に悩む方が少なくありません。

もちろんぎっくり腰にもピンからキリまであるので一概にいうことは難しいのですが、多くのぎっくり腰はぎっくり腰になってから3日間でほとんどの改善は見込めます。1週間も痛みが続いたりまたはそれ以上でなかなな治らないというのは何かが違っていることが多いものです。

それは特別な施術があるわけでもなく、特効薬や魔法があるわけでもなく、ご自身でちょっとしたことができるかできないかだけなのです。それはぎっくり腰を治すのではなくぎっくり腰にならないことをすればいいのです。

ぎっくり腰に何度も繰り返す方をたくさん施術してきましたが、繰り返す方の多くはぎっくり腰の特効薬を求めるような表現をします。「もうちょっとでよくなるのよ」「すぐに治せる?」など、まるで風邪をひいてよく効く風邪薬を医者に求めるような言い方です。

ぎっくり腰に何度もなっているからこそ「ぎっくり腰はよく知っている」ような考えなのでしょうが、このようないわゆるすぐに効果を求める「対処療法」では結局残念ながら半年後か1年後にはまたぎっくり腰になってしまうのです。

ぎっくり腰から改善を目指すには特効薬や魔法を求めるような対処療法をするのではなく(時に対処療法は必要ですが)、ご自身でぎっくり腰の特性を知ることで自分自身でぎっくり腰を治すような(根本療法)をしていかないとなかなかよくなりませんし、早期の改善すら難しいと思います。

ぎっくり腰の特性を知ることで、ご自身で治そうと考えていくだけで、逆に言えばこちらが驚くくらいの回復を見せてくれる方が多いです。またそういう方を見るたびに人間の自然治癒力の凄さを実感します。(もともとカイロプラクティックは人間の身体にある自然治癒力を利用するものですが、時に誤解されてしまうことがあります)

繰り返しぎっくり腰になる人、なかなかぎっくり腰が治らない人、1週間以上腰が痛かったり会社を休んでしまう人は治療法を見直してみることをお勧めします。

若い時にはすぐに回復したことも段々と回復は遅れてきます。気持ちが若いことは素晴らしいことですが、やはりそれなりに考え方や身体を見直して繰り返すぎっくり腰とお別れしましょう。

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