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トップ > コラム記事一覧 > 膝や脚の悩み > 勘違いするO脚~O脚の見方

勘違いするO脚~O脚の見方

 「O脚を矯正したい」と多くの方が考えていらっしゃいます。また、当院にいらっしゃる方だけではなく「うちの娘が・・」など身の回りの方でも結構お困りの方が多いようです。

 しかし、中には「本当にO脚?」という方も多いのが事実です。というのは、「O脚」を勘違いされている方も多いのです。

 O脚というものが、人それぞれ感じ方によるもので判断されるので、誤解を生じてしまっていることがあります。O脚を誤解したままですと、中には「O脚矯正」と称して、間違った矯正を続け高い費用を支払っている人もいるみたいです。

 O脚を知ることはとても大切です。

 まず「O脚」とは何かという事ですが、基本的に「両足をつけて膝を伸ばし立った時に脚の間に隙間があり形がアルファベットの「O」に見える状態」になります。

 この「O脚」に見える状態を改善していくのがO脚矯正ですが、どこをポイントに見るかというと「膝」になります。

 膝の内側の出っ張っている骨の部分(解剖学的に言うと「大腿骨内側上顆(だいたいこつないそくじょうか)」の左右の間をを図りながら矯正していき、膝の隙間を少なくしていくようにしていきます。

 しかし最近で多いのが「足の脛(すね)の部分が開いているからO脚矯正してほしい」と言われることです。脛の隙間が空いているのが気になるみたいでしょうが、それは「O脚」とは呼べません。

 また、脛の隙間は人間の構造上、くっつくことはありませんので、そこは気にしないでほしいものです。脚のきれいなモデルさんもピターッとくっついているように見えますが、実は脛の間は空いています。

 いわゆる「モデル立ち」と呼ばれる脚を前後に置きながら少し外に開いて立つという立ち方も、本来くっつくことのない脛を立ち方により隠してみせることで、キレイな立ち方に見えるようにしているのであります。

 また、両方の膝が隙間なく、くっついていないといけないと考えている方も多いです。しかし、両膝の間は正常範囲内でもピッタリとくっつくものではありません。

 「2cm」位までなら隙間は空いているものでもあります。O脚矯正の基準でも完全にくっつくまで行うことはありません。2cmというと、大体指1本半分位ですがこれ位なら空いていても全く問題ないのです。

 ですから、最初の検査でO脚を測定するのですが、2cm前後の隙間が空いていて、確かに見た目は「O脚」かもしれませんが、それはO脚とは呼べませんませんので、ご理解ください。

 確かに、なかなか「O脚」というのもご自身で図るのは難しいでしょうが、気になることがあれば江東区亀戸にある当整体院までぜひご相談ください。

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