「O脚を矯正したい」と多くの方が考えていらっしゃいます。また、当院にいらっしゃる方だけではなく「うちの娘が・・」など身の回りの方でも結構お困りの方が多いようです。
O脚の中身を知ることはとても大切です。O脚には「見かけ上のO脚」があり、それは矯正をするものではなく、そういう形の構造になっているものなので、見た目はO脚なのでしょうが、O脚とは見なされません。
「O脚はガニ股だからなるんでしょ?」と聞かれることも多いものです。確かに、ガニ股はO脚なイメージがあります。
脚が開くからこそ「O」の形になるのでは?と思われるのでしょうが、ガニ股はO脚とは関係ありません。ガニ股のO脚は「見かけ上のO脚」であり、確かにO脚なのでしょうが、少し違うものです。
男性では「O脚」の中に脚の骨の変形があり、見かけ上のO脚になっていることがあります。小さい時(特に骨の成長期)に過度な運動やスポーツを繰り返し、骨の成長に影響を与え、見かけ上のO脚になっていしまうことがあります。
足を揃えて立つと、膝に隙間が生まれO脚に見えるのですが、足の骨の変形がある場合、くっつくようには矯正できるものではありません。
また、高齢の女性に見られる「変形性膝関節症」の影響でO脚になっている方がいらっしゃるのですが、それも膝の内側に生じる痛みを緩和させるために、自然とO脚を作り上げてしまうのです。
しかしこれも見かけ上のO脚であり、ある意味痛みを回避するために仕方なく、O脚になってしまっているので、O脚を矯正する必要はありません。O脚だから膝が痛いと思われていることもありますが、それはO脚ではなく、変形性の膝の問題を処置していくことをお願いします。
本当に改善すべき「O脚」はこれらとは違うものなのです。O脚には「見かけ上のO脚」と「矯正できるO脚」に分けられます。
O脚はどうしても見た目から判断しがちになりますでしょうが、当院では初検時にしっかり検査して、矯正が必要か必要でないのかお伝えしています。もちろん、検査でその事が判断できればそのまま施術を行わず、お帰りいただいても構いません。
O脚矯正に関して言えば行うことはシンプルです。改善効果も比較的早い段階で感じられます。問題はそれを定着させるのに少しお時間が必要になるのですが、そのプロセスもしっかりお伝えして十分吟味してからO脚矯正に取り組んでもらうことをおススメしています。
「O脚」でお悩みの方はぜひ江東区亀戸にある当整体院まででご相談ください。