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トップ > コラム記事一覧 > 腰の痛み > 靴下を履く時に腰が痛いのは危険。

靴下を履く時に腰が痛いのは危険。

 お客様がよくおっしゃる言葉の一つに「靴下を履く時に腰が痛い」ということがあります。

 何気ない日常の普通の動作であり、毎日行うものことであり、こんなことで腰が痛くなるのはおかしいと思われるからでしょうが、靴下を履く時に腰が痛いのは危険なサインです。いつぎっくり腰や急性腰痛になってもおかしくないからです。

 基本的には靴下を履くという行動で腰が痛くなることはありえません。腰にはそれくらい支える力はありますので、本来なら痛みを訴えることは無いのです。ではなぜ痛くなるのか?それは腰の支える力(腰にある筋肉や椎間板などで支える力)が少なくなっているからです。

 私たちは意識することが少ないかもしれませんが、身体の色々な所で身体を支えています。それは大きく言えば筋肉と関節(椎間板も関節の分類に属します)によるものです。これがしっかり力を発揮しているから痛みを感じることなく身体を支え、動かすことができるのです。

 普段ならばこの力を充分に発揮できるのですが、これが上手く発揮できないときが腰の支える力が少なくなっているときであり、「筋肉の緊張短縮」と「椎間板の退行変性」が関係します。この2つが腰に起こってくるとうまく力を発揮できなくなり上半身の体重すら支えきれず痛みを感じてしまいます。

 靴下を履くという行動は実は「中腰」とほとんど変わりません。イスに座って膝を曲げ靴下を履こうが、床に座って履こうが腰を折りたたんで行っているので、いわゆる腰を支点に上半身の体重の何倍の重さを腰に掛けているだけなのです。

 腰自体は健康な男の人で500~600kg位、女性で400~500kg位支えられると言われます。結構強い力を腰は出すことができ支えているのです。だからこそ、日常の色々な動作でそう簡単に腰が痛くなることはないのです。

 しかし、それがやはり上記のように筋肉や椎間板に問題が生じ、支える力が少なくなってしまう時があるのです。この2つが知らず知らず身体に起こっています。

年齢による老化や疲労、身体の無理な動作、ストレスなど、少しずつご自身では気づかないまでにダメージを蓄積していくと、腰で支える力が少なくなるので、靴下を履く動作だけでも腰で上手く支えきれずに痛みを訴えてしまうのです。

 そして多くの方がこの状態を放っておいているのが現状です。「アレ?痛い?」あまり気にしなかったり、「まぁそのうち治るか」など甘く考えてしまいます。しかしそれが危険なのです。支える力が少ないことを放っておけば、いつ立てなくなったり、倒れてしまうことにかもしれないのです。

 今靴下を履くときに腰が痛くなくても、そういうことが時々起こる方でも、心配な方はぜひ放っておかずに江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。しっかり腰を支える力を取り戻していきましょう。

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