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トップ > コラム記事一覧 > 季節と身体の関係。 > 部屋をいつも暖かくしましょう。

部屋をいつも暖かくしましょう。

 段々と寒い日が増えてきて立冬も過ぎましたから冬と言っても良いのでしょうが、冬に近づいている感じです。気温が下がれば当然身体にもいろいろな影響が出てきます。寒いことで身体には負担がかかり問題は出てきやすいものとなります。それは人間にとって「寒さ」や「冷え」というものは一番の大敵になるからです。

 何もしていなくても寒さや冷えを感じるだけで身体には影響を受け色々な所に違和感や痛みを生じさせてしまいます。痛みを治すということも大切ですが、痛くならないように予防するということは大事だと考えています。その予防の一つに大事なことなのが「寒さや冷えから身体を守るために部屋をいつも暖かくする」ということがあります。

 部屋と言いましても自分の部屋だけではなく、ご自宅のリビングや会社の空間ですら暖かくしてほしいものであり、ご自身が過ごしている空間を暖かくして常に暖かい場所に身を置いておくということを心がけてほしいものです。

 先述しましたが、人間にとって一番の大敵が「寒さや冷え」になります。それは大きく言えば人類の歴史と言っても過言ではありません。私たちの歴史は「寒さや冷えからどう身を守るか」ということを行ってきました。寒さや冷えるところに身を置いているだけで身体の筋肉や血管は緊張短縮を起こしてしまい、身体の色々な所に問題を生じさせてしまいます。寒さや冷えは古代では命の問題となってしまいますが、現代では多くの方が気になる肩こりや腰痛、膝の痛みの原因にもなります。

 多くの方がまだまだ寒い所に身を置いて暖房をフルに活用していないことが多いものです。それこそ数十年前みたいに暖房設備がまだまだない時代で「お風呂」や「こたつ」位しかない時代ならまだしも、これだけ住環境が良くなっている現代なら、自分の空間を可能なら24時間常に温めておいても身体の為には何の問題もありません。

 余談ですが「東京は寒い」と北の出身の方が言われるのは最近よくわかります。寒さや冷えに対する認識の違いかもしれませんが、もっともっと東京の人は暖房を使って部屋を暖かくしてなるべくその中にいるようにしてほしいものです。「光熱費が・・」と心配する気持ちもわかりますが、それを上回る位健康に寄与してくれます。

 身体が暖かい所にいることができれば、気持ちも身体も楽なのでいい影響はたくさん出てきます。朝起きる時も「寒い、寒い・・」と言いながら暖房もつけずに朝の準備をするよりも起きる前から暖房を、いや24時間つけておいて、朝起きる時も楽に起きたほうが首肩や腰の為にも楽になります。

 人間にとって寒さや冷えは大敵です。常に身の回りの空間を温めておいてその中で過ごすようにすることで身体の色々な所の問題や首肩、腰の為にもなりますので、ぜひしっかりと暖かく過ごしていきましょう。

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